Hellこんにちは。わたしTime

いえ時間が好き。他愛のない日常とアート作家生活。

晩秋です。レンコン と 美味しいご飯を堪能しています。

秋は海のもの、山のものの収穫が日々更新です。

買い物に出ると目も手もつい欲しがって、予定しないものも買ってきてしまいます。

 

晩秋の頃に味の深まってくるものの一つにレンコンがあります。

その中でもレンコンは地味な存在で・・・。

一年中、棚に乗ってはいるのですが、5cmか10cmに切られた切り口は茶色に変色。

穴の中は黒ずんで悲しい姿をしているのを見かけます。

 

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瑞々しい採れたての物を頂きました。 がっしりしています。

 

とりあえず、金平れんこんを作りました。

皮をむいたレンコンを極薄くスライスして、オリーブオイルで炒め、

ちりめんじゃこを適当に入れ、めんつゆの素で調味して出来上がり。

好みで七味トウガラシ や 炒りごま をパラリと振りかけます。

この度、ちりめんじゃこを手元になっかたので かつをぶし を使いました。

            

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 期待を裏切らない シャキシャキした歯ざわりで一年ぶりの対面になりました。

 

レンコンは不思議な食べ物で、切り方によって歯ざわりが全く違い、

色々と楽しませてくれます。

 

これも収穫まもない小芋とレンコン、そして竹輪を合わせて煮ものに。

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レンコンは縦に割くように切りました。

歯ごたえ食感は、ほっこりと穏やかな口当たりです。

味もしみ込んでいます。  これも別の美味しさです。

 

レンコンの頂き方。

本当にたくさんあり過ぎて。

半分に薄く切ってさっと茹でるとシャキシャキ。

これをシソの葉梅肉、ゴマとあえ、酢の物にしたり、

レタス、きゅうりなどマヨネーズで合えてサラダ。

 

天ぷらも・・・。

 

そうそう、すりこぎなどでバンバンと叩いて割り(一口大に)、

素揚げにしてお塩を振りかけて、熱いうちにフウーフウーしながら

ビールを片手に頂くのも幸せです。

 

やはり旬なのか、TVの番組「今日の料理」でもレンコンの料理を紹介していました。 

   「豆腐とかにのとろーり れんこん煮」です。

おろし金ですりおろし、出汁と共に自然なとろみがつくまで煮ます。

そこに豆腐とかに缶を入れて調味するそうです。 

仕上げにごま油と生姜汁を回しかけるとか。

 

近いうちに試してみます。

とろみのあるスープのような感じなので、体の芯から温まりそうです。

 

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レンコンで興奮していると、追いかけるようにお米が届きました。

富山のお米です。

知人は富山で昔から旅館をしている方からお米を毎年送ってもらっているそうです。  そのお米をおすそ分けくださいました。

つまり、知人がとても美味しいから食べてみてと送ってくださいました。

 

富山は飛騨山脈木曽山脈などの北アルプスから栄養価の高く、

豊富な水の恵みで美味しいお米が採れるのだそうです。

早速、土鍋で炊きました。

初め強火、沸騰したら弱火で20分、パチパチ土鍋の底から音がしたら、

火を止めて20分蒸して出来上がり。

 

 

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おこげ付きのご飯が炊けました。

 大きな粒のしっかりした噛みごたえのある味が出てくるものでした。

もちろん香りも甘みもありました。

ちょっと私が今まで食べたのとは違う感じでした。

お米は奥が深い。!!!。

 

以前、ご飯は ” 冷やご飯の方があったかいご飯より美味しい”

と聞いたことが あります。

 

冷蔵庫や冷凍庫に入れたご飯ではなく、常温に置き冷めたご飯です。

本当の意味で冷えたご飯は、歯ごたえがあり、旨味がわかるそうです。

良い米であればあるほど、冷やご飯はより美味しいのだそうです。

 

だから、お弁当は冷たくても美味しく食べられるのでしょう。

今日のお昼は昨晩の冷やご飯を噛み締めていただきました。

 

ライブペイントに行ってきました

「 ライブペイントをします 」という連絡を受け、

四谷のクラシックなビルに出かけました。

若い後輩からです。

楽器の生演奏に合わせて絵を描くという趣向だそうで、

実際に見た事がないので、興味津々で。

 

TVで書道の達人が大筆で紙の上を走り回って文字を書き、

その側で太鼓が打ち鳴らされているのを見かけた事はあります。

 

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ギター、ベース、ドラム、ヴァイオリン、ヴィオラの面々。

ボーカルはいません。

思ったような激しさもなく、それぞれが時間を共有して演奏とペインティングを

しているような感じでした。

ジャムセッションのように相手を見ながらの駆け引きがあれば、

もっと楽しめたかしら。

会場のセッティングを工夫すればよかったのかしらと。

 

絵の具は今流行っているDIY用のペイントだそうです。

したいと思ったことは、どんどんすることで経験の引き出しが増えて

素晴らしい作品へと繋がっていくのではないでしょうか。

今後どんどん作品が変わっていくのが楽しみです。

 

生口島の青レモン

今年も瀬戸内海、しまなみ海道生口島から青レモンが届きました。

黄色くなる前のまだ緑色をしているレモンです!

さわやかな香りと味わいのグリーンレモンです!!

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 瀬戸内海の雨が少なく温暖な気候を生かしてのレモン栽培。

「減農薬」「防腐剤不使用」「ノーワックス」で知られているのがここのレモンです。

皮ごと食べられるので何よりです。

 

4、5年前瀬戸内海をぐるっと周った時に、生口島に立ち寄り平山郁夫美術館を

訪れました。

美術館の喫茶室で頂いたレモネードの美味しかったこと。

ちょうど美術館の前で開いていた「みかん屋」さんで

レモンを買い求めたのが切掛けになりました。

 

果物屋さんでも、八百屋さんでもなく、「みかん屋さん」です。

みかん農園の販売所です。

プラスチックバケツに山盛りにした色々な種類のみかんを売っていました。

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旅行中はどうしても野菜や果物が欠乏するので、

レンタカーでの移動だったので、幾種類ものみかんを買ってしまいました。

バケツに数杯分の・・・。

(これが旅に出た時の買い物の仕方で・・・、後先を考えない)

 

みかん園の奥さんの話です。

日のよく当たる急勾配の斜面が多いこの島を2月には寒波が襲い、

実の成りが少なかったそうです。

そして、7月の西日本豪雨で斜面の土砂崩れ、この秋の収穫は4割減だそうです。

大事に頂かねばと思っています。

 

レモン酢、蜂蜜漬け、レモンカードなど。

きれいに洗って、そのままジップロックに入れて冷凍にもします。

レンジで数秒加熱すれば、レモン汁もすぐに使えるので便利です。

 

 

 

 

 

 

寒い日は温かいリゾット & お洒落な春巻き

昨日は、本当に寒い一日でした。

寒いのは私だけかしら?と思ったのですが、そうでもなっかったようです。

昨晩は湯たんぽを入れました。

 

何か身体の芯から温まるものが食べたく " リゾット " を用意しました。

このお料理は、はてなブログで毎日わかりやすく紹介してくださる

「元洋食シェフ、赤いランジングスターさん」のレシピです。

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     〜〜 冷凍ごはんでリゾット 〜〜

 

残ったご飯を冷凍。それを活用しています。(暖かいご飯でも、もちろんOKです)

材料は常備しているもので間に合うので助かります。

ベーコン、玉ねぎ、しめじ。 

そして、白ワイン、粉チーズなどの調味料。

  

 調理は、材料を炒めて水、牛乳を入れご飯も入れて、コトコト10分ほど煮、

味付けをすれば出来上がりです。

簡単で満足できる一品に仕上がりました。

今回、夏に冷凍しておいたトウモロコシと栗も加えて見ました。

 詳しくは、「 赤いライジングスター」さんのページをご覧ください。

            赤いライジングスター(id:liverpool-premium)

 

リゾットの滑らかな口当たりに、ちょっとパリパリしたものが欲しいので

手軽に食べられるスティック春巻きをメニューに加えました。

 

   〜〜 しらすとキャベツの春巻き 〜〜  

                 (10本分)

釜揚げしらす    適量

釜揚げ桜えび    適量

キャベツ      1/8個 千切りにする

レモン汁      1/2個分

春巻きの皮(小さいサイズのもの)   10枚

レモン       お好みで

チリーソース    お好みで

 

1.      キャベツは千切りにする。

    ボウルに入れ、 釜揚げしらすと桜えびを混ぜ合わせる。(しらすだけでもOK)

         レモン汁を入れ混ぜる。

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2.   春巻きの皮に①の 1/10量をのせて、細長くなるよに巻く。

   巻き終わりに水をつけて留める。

   

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3.   フライパンに揚げ油を1cm位の深さに入れて180° Cに熱し、

  春巻きを時々、上下に返しながらカリッとなるまであげる。

    器に盛り、お好みでレモンを添える。

  チリーソースで頂くとまた雰囲気が変わります。

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春巻きは何でも受け入れてくれる " 優れモノ " です。

包んであげれば美味しく仕上がります。

具はなるべくシンプルに。

例えば、(キャベツ + しらす + レモンの皮のすりおろし)

 

控え目な方が、主役級にグレード・アップする感じ。

そして、細長く巻けばお洒落な印象になります。

 

しらすを使って、繊細な風味とやわらかな塩気を生かす揚げ物を

楽しんでください。   

 

思い付くままに 栗ご飯 、そして ポルトガル風イワシの塩焼き

高麗のギャラリーで近所の農家の方が栗を小分けにしたものを

置いておられました。

毎年、ここで分けてもらっています。

大きな実ではないのですが、採りたてなので虫も無く、

夜な夜な 「くりくり坊主」で皮をむきます。 約1年分の量です。(3kg位)

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ジップロックに入れて冷凍保存します。

味が落ちないよう、そして冷凍焼けをしないように、大さじ1杯の砂糖を入れておきます。

栗ご飯、栗ぜんざい、煮物の中に一粒栗、栗の甘煮など。

季節外れに栗の姿を見つけるとなぜかほっこりします。

 

先日、季節の終わらない内にと、栗ご飯を炊きました。

栗を味わいたいので栗だけで、味付けはお酒と塩のみです。

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炊飯器でパパッと炊きました。

スイッチを入れてから土鍋で炊けば良かったのにと、後悔。

お炊事の次の手順についつい追われ、すっかり土鍋のことを忘れて。

  

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美味しくできましたが、あまり美味しそうに写っていません。かぶの即席漬けと。

 

 

ポルトガルの話から。

夏のはじめに、ポルトガルへ旅行に出かけた友人から電話がありました。

カトリック教徒の友人は、巡礼の道を辿ったり、西の果てのロカ岬に行った話など。 そして話の後半は、食べ物の話。

路上で炭火焼きをしている「 イ・ワ・シ 」 です。  

海の国、ポルトガルは食文化が 日本と似ているのでイワシの塩焼きを食べます。

イワシ祭りもあるらしいです。

20年程前、ポルトガルに行った時にイワシの塩焼きを出された時は、

本当にびっくりしました。

もちろん付き合わせは大根おろしではありませんでした。

 

イワシが手に入ったので、ポルトガルイワシの塩焼きを作ってみました。

 

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イワシの頭とワタを取り、大粒の粗塩を振りかけます。

手元に 「 フルール・ド・セル 」があったので、それを使いました。

オリーブオイルをひいたフライパンで焼きます。

 

仕上げは、水にさらしたスライス・オニオンを添え、

レモンをギュッと絞り、ブラックペッパーと塩を振りかけて食べます。

塩はお味をみて、かけてください。

庭のバジルとオレガノも一緒に。

塩焼きもちょっとお洒落な感じでいただけます。

 

ポルトガルで食べた塩焼きの付き合わせは、

もっと素朴な感じがしたように思います。(忘れました ‼︎!)

当時、食べ物をあまり写真に撮らなかったので。

イワシとワインで楽しんだように記憶しています。

 

今年はカタクチイワシが手に入るといいのですが・・・。

毎年、12月にカタクチイワシでアンチョビを仕込みます。

去年はいいのが無く、見送りました。

 

 

 

 

上野のお山へ小さな旅

友人の作品が上野の都美術館に展示されているので、出かけました。

月曜日で動物園も公の建物も休館です。

公募展の会場だけは、開いてます。

何時もは、作品展や展覧会、銀座方面の画廊のハシゴをするのですが、

ふと、上野東照宮に寄ってみようと思い付きました。

 

先日、TVで徳川家の家康、吉宗、慶喜三将軍を祀ってある神社として紹介されて

いたことを思い出して。

流石に徳川幕府の力を彷彿させられる豪華なものでした。

 

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     参道を進むと赤い土塀に緑の瓦の質素な門。

 

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    門の内部は木札と千社札でいっぱい。あまり綺麗とは言えない・・・。

                        (水舎門でした)

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      水舎門をくぐると、石畳の参道。

      両側には石灯籠。

 

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 一列に並んだ石灯籠から突如、立派な銅灯籠群が現れ圧倒されました。

 諸大名より奉納されたものだそうです。

 一際、大きなものが金色の扉の唐門の両側に徳川御三家より2基ずつ

 配されています。

 

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  右側から紀伊、水戸、尾張の銅灯籠。

 

 

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   唐門

   この門の内側には、拝殿と本殿がありますが、ここまでしか入ることは

   できません。(TVでは紹介されていました)

  

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   向かって左側

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                        向かって右側

金色の門の両側にはめ込まれた龍の彫刻があります。

日光の東照宮の " 眠り猫 " の作者である左甚五郎によるもの。


これを外側から見ても、内側から見ても右の龍の頭が下を向き、

左の龍の頭が上を向いているようです。

上を向いているのが昇り龍かと思うのですが、

そうではなく偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来し、

頭を下げているのが昇り龍と呼ばれているようです。
                    

 

都美術館から国立博物館横を通り、国立国際子ども図書館も過ぎると

寛永寺です。

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                                           寛永寺には、徳川将軍15人のうち6人が眠っているそうです。

    天璋院篤姫墓所もこの赤い門の内にあるようです。

                                                    

川越祭りに遭遇

所沢に所用があり、川越経由で出かけました。

川越は東京から40分程で行ける距離なので観光客がいつも行き交っております。

川越の隣の駅、川越市駅に降りると何だかいつもと雰囲気が違う感じがしました。

 

お祭りでした。川越祭りです。

小さな駅前広場を曲がるといきなり山車と出会いました。

     

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初日の朝10時過ぎです。

写真を見ると、建物の壁に 「 六軒町一丁目商店街 」の表示があります。

はっぴを着ている男衆の襟元の手ぬぐいにも 「 六軒町 」の文字が書かれてあります。

 

まづは、地元からご披露なさって、その後街の中を巡るのでしょう。

この山車の前方では、引き綱を持った子供や女の人たちが引張って先導していました。

山車のてっぺんに昇降可能な武者人形(牛若丸、日本武尊太田道灌など)が載っていますが、この時は、ありませんでした。

(下に降ろしているのかもしれません。電線など障害物があると下げます)

 

道の両側には、出店が屋台を組み立てたり、陳列の準備をしていました。

このところ、すっきりしない天気だったのが晴天です。

 

川越祭りには十数年前に行ったことがあります。

あの時は、雨が一日中降る中を濡れながら山車の 「 ひっかわせ 」を見たのを

思い出しました。

「 ひっかわせ 」とは、交差点などで山車同士が出会った時に、山車の正面を向け合ってお囃子と踊りを競い合うのですが、特に勝ち負けを決めるのではないようです。

お互いに披露するという感じです。

回転式の囃子台がクルと回るので、夜には提灯の明かりが暗闇に揺れて華やかな雰囲気になります。交差点では4、5台が集まることもあり、絢爛豪華で、妖艶な雰囲気もします。

思いがけず、お祭りに出会いました。