家族でお好み焼きをしませんか
春休みやコロナウイルスの影響で、毎日食事の用意にお疲れの方もおられる
と思います。
せめてお昼だけでも(?)簡単にとお好み焼きにしました。
小麦粉をあまり入れませんでした。ダイエットにと良いのではと思い・・・。
材料はやわらかい春キャベツをいっぱい使います。
その他の具は、冷蔵庫にある物を入れます。
材料 (参考までに)
キャベツ 半玉 せん切り
小麦粉 100~150g (お玉1杯強)
お好みで調整してください
卵 1~2個
豚肉 適量
長ねぎ 適量 細かい輪切り
パセリ 適量 みじん切り
茶色のえのき茸 適量 軸を切ってほぐす
冷凍あさりのむき身 適量 解凍する
水 180cc
1. キャベツなどの材料をボウルに入れてかき混ぜる。
小麦粉の分量は少なくしても、卵でまとまると思います。
2. フライパンに油をひいて、①を入れて焼く。
お好みの大きさにまとめる。
3. 片面が焼けたら、豚肉をのせてひっくり返す。
4. 両面じっくり焼けたらお好みでソースやマヨネーズ、かつお節をかけて完成。
仕上げのトッピング。
お子様たちとご一緒に作ってみませんか。
キャベツいっぱいで、お好きな物を入れて。
寒い日は 「 おだまき蒸し 」で
早朝から雨とは違うぺターン、ぺターンという音がしていました。
そして、いつの間にか音が聞こえなくなっていました。
起きてカーテンを開けてびっくり、数日前からの予想通り雪が降っていました。
今日こそ、「 おだまき 蒸し」の日です。
今年は暖冬でいつの間にか冬を越し、「 おだまき蒸し 」の出番がありませんでした。
熱々のおだまき蒸しは寒い日に食べたいお料理です。
簡単に言えば、うどんの入った茶碗蒸しです。
もともと関西人のハレの日のお料理だそうです。
材料 (2人分)
うどん(又は、きしめん) 1玉
卵 2個
鶏もも肉 1/3枚 一口大に切る
生しいたけ 2枚 軸を取り、半分に切る
なると巻 薄切り4枚
(かまぼこ、ちくわでもOK)
三つ葉 適宜 1.5cmに切る
1. 鶏肉は、醤油を少しかけ、全体にからめておく。
2. だし汁 400cc
塩 少々
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
だし汁を味付ける。
3. 卵を溶きほぐし、その中に②を入れる。
卵汁を裏ごししてなめらかにする。
4. うどんはサッと洗い、粘りをとり器に入れ、具を盛り付ける。
5. 卵汁をそそぐ。
6. 蒸し器に入れ、最初数分は強火、その後中火弱にして15~20分蒸す。
竹串を真ん中にさし、澄んだだし汁が出てくれば、中に火が通っている。
出来上がり。
塩むすびと大豆の五目煮と共に。
雪を見ながら頂きました。12cmほど積もりました。
春の野菜を使って
いつもでしたら春真っ盛りのこの頃。
今年は自粛の日々です。
近くの公園のベンチでは、お年寄りと付き添いの方がお弁当を膝の上に広げて、
お花を見たり風に吹かれたりしておられます。
子供たちは思いっきり声をあげて走り回ってます。
でも、皆さんいつもとは違い遠慮しているような・・・。
早春に出回る春の山菜が、転居したこともあり、手に入りません。
デパートやスーパーで売っている物にはどうしても手を出すことができず・・・。
春出るもの、春キャベツに新レタス。
シャキシャキして葉っぱも柔らかで、今だけのもの。
ピンポン玉位の新ジャガイモ。
香りがいいのです。
新玉ねぎも私のお気に入りです。
いつもの定番ですが、これらを使ってのお惣菜作りです。
何より旬のご馳走です。
---レタスとふわふわ卵の炒め物ーーー
サッと作れ、若草色のレタスと卵のやまぶき色の取合わせが可愛いです。
( レタスが1玉40円で売られていた日があり、3玉も大人買いをしました )
1.準備
レタス1個を洗ったら、ザックリと千切っておく。
片栗粉大さじ1弱をボールに入れ少々の水で溶く。
そこに卵3個位を加えて、なるべく片栗粉のダマが残らないように溶く。少々位はOK。
2.フライパンにバターを入れとけたら強火にし、一気に卵液を流し入れる。
大きくかきまぜて半熟状態になれば、いったん取り出す。
3.フライパンに油を少し入れ、千切ったレタスを入れ塩・胡椒をし、
先ほどの半熟たまごを加えれば出来上がり。
家庭菜園のルッコラを千切って、トッピング。
春きゃべつでも同じように作れます。
ーーー新ジャガイモの 肉じゃがーーー
我が家の春の定番です。ピンポン玉の大きさのジャガイモがあると何度でも作ります。
ジャガイモ 適量
新玉ねぎ 適量
合挽きひき肉 適量
醤油・みりん(酒・砂糖でもOK)
1. じゃかいもを丁寧に洗う。皮ごと使うので。
2. 鍋にじゃかいもを入れ、水はジャガイモがかぶるより少し多めに入れる。
3. ジャガイモの皮がはがれないように中火で静かに煮る。
ジャガイモに串がスーと通れば、別の皿に移す。
茹で汁は捨てないで、そのままに。
4. 茹で汁にお好みの味付けをし、その中に玉ねぎを縦に千切りした物を入れる。
5. 続いてひき肉を入れ、アクが出てきたらアクを丁寧にとり、
味の調整をする。
6. ひき肉に火が通り、玉ねぎがしんなりしてきたら、
取り置いていたジャガイモを入れる。
玉ねぎが茶色に煮えたら火を止める。
常温でしばらくねかせるとジャガイモに味が染み込んでいく。出来上がり。
ーーー新玉ねぎのスープーーー
新玉ねぎとたっぷりの水、コンソメのスープの素だけで作ります。
味付けは塩。
鍋に新玉ねぎと水を たっぷり入れコトコトと弱火で煮ます。
途中、コンソメの素 ( キューブでも、顆粒でもOK ) を入れます。
玉ねぎに串がスーと通るまで煮ます。
お味はお好みで、塩を足す。
この度は、コンソメの素をきらせていたので、昆布を入れ醤油味にしました。
(やはり、このスープにはコンソメ味の方が合っているようです)
澄んだスープに玉ねぎを一つ器に入れ、頂きます。
玉ねぎがトロトロで口に入った途端、溶けてしまいます。
残ったスープに人参、じゃがいも等を入れ、トマトの缶詰の水煮を入れても、
お味が変わって美味しいです。
春の野菜は、冬中に溜まった体の毒素を出してくれるような爽やかさを感じます。
宮城まり子さんのこと
たった今、宮城まり子さんの訃報を知りました。
93歳だったそうです。
宮城まり子さんが女優さんだった頃、母と舞台を観に行った事があります。
でも、残念ながら内容は覚えていなくて・・・。
その後、養護施設もみの木学園を開設なさり、多くの子ども達のそれぞれの能力を引き出し、
一緒に生活をなさっておられました。
なかでも、子供たちの絵画作品は、多くの方々に知られています。
あちこちで作品展を開き、グッズを販売。学園の経費に充てておられたようです。
私がねむの木学園と宮城まり子さんのことが気にかかるようになったのは、
先輩が養護施設の子どもの絵画について広く世に広める活動をなさっていたからです。
2年程前、先輩に誘われて静岡・掛川のねむの木学園の運動会に行きました。
駅前から迎えのスクールバスで。結構遠くて田んぼの中を通り、やっと山のふもとにつきました。
もみの木学園の立て札があり、着いたのかしらと思ったのですが、
ここから上り坂で、やっと着きました。周りは竹林やその他の木々がいっぱいです。
でも、とても手入れが行き届いていたのを覚えています。
受け付けを済ませて、好きなところに座ります。
ちゃんと人数分のパイプ椅子が用意されていました。
山の一部を整備し、平らにしたグラウンドで五色のテープが会場の上で
たなびいて いました。
船から船着き場に向かってテープを投げたような感じにしつらえてありました。
まり子さんが車椅子で入ってこられました。
まり子さんのご挨拶の後、学園の子ども達の入場です。
真っ白な上下の体育着でさっそうと行進。足の不自由な子どもは車椅子で。
介助するのは、健常者の子どもであったり、職員の方々です。
職員の方も同じ白の上下です。
一見、学園の子どもなのか、職員なのかわかりません。
というのも、学園の子ども達は、大きくなって、行き場のない子供が大勢います。
そのような子供の為の施設です。
子ども達を見て最初に感じたことは、明るく、清潔感いっぱいです。
きっと、まり子さんや職員の方々の愛情の賜物だと思います。
運動会開始の歌では、まり子さんがタクトを振って指揮をとられていました。
張りのあるお声で、お元気でした。
競技が始まると、座って子ども達の名前を言いながら声援を送っておられました。
というより、舞台のプロジューサーが役者さんに叱咤激励、アドバイスをしている情景に
似ているように感じました。
運動会の進行も演劇を見ているような構成になっていました。
流石です。完全に感服しました。
お昼になりました。職員の方々が、大きなカゴに細長い物を客席まで運び、一人一人に手渡してくださいました。
竹の筒をお弁当箱にし、和紙で包み赤い紐をかけたものです。
中にはお赤飯、煮物等が入っていました。
(食べてから、写真を撮るのを忘れていた事に気づきました。汚くてすみません)
この竹のお弁当箱もバスの運転手さん達が、山の竹を切り、フタになる部分を割り、
怪我をしないようにヤスリをかけて仕上げたものです。
お弁当のお赤飯もオカズも父兄や職員の方々が手作りされたものです。
本当に愛情いっぱいのお昼ご飯でした。
竹のお弁当箱、最近、気になり探しているのですが見つかりません。
これが本部建物です。
ここの山全体が、もみの木学園のものだそうです。
山の中に様々な施設が点在しています。
この建物に子供達の作品が展示されています。
とても可愛いです。小さなお花模様が入り口にも、建物の壁にも。
北欧の雰囲気がします。
残念ながら、この日は全職員が運動会のためのお仕事をしているのでクローズでした。
お庭も手入れが行き届いています。
この建物も子供達の絵画が展示されていました。
すき間からのぞき見をしました。
この他、あちこちに子ども達手作りの手芸品店、パン屋さんなどの小さなお店もあり、
子ども達で販売もしているそうです。
そして、宮城まり子さんのパートナーの吉行淳之介さんの記念館(資料館)も
もちろんありました。お二人でこの学園を作ってこられたのですから。
この山の各施設に行くのに、バス停もあります。時刻表もありました。
バスも数台あり、これもまり子さんが子供達への教育の一つだと思いました。
運動会がお開きになる頃、又々、びっくりのことがありました。
ここで作ったサツマイモで焼き芋がふるまわれました。
新聞に包んで頂いてきました。
本当に、本当に行きどどいた運動会の1日でした。感激でした。
あれから何年も経っていますが、忘れられません。
昨年、転居してからいろいろと断捨離し、身軽になりたく紙類などを裁断し、捨てています。
大事に取って置きたい物の箱の一番上にあるのが、宮城まり子さんのからのお手紙です。
運動会へお誘いのお手紙でした。
なかなか出来ない福祉のことをご自分のお子さんの様に接し、
先行きのことまで考えての行動。頭が下がります。
ほんのちょっとのご縁に感謝いたします。
春分の日に寒川神社参り
今日は春分の日です。
春分・秋分の日には太陽が真東から昇り、真西に沈り、昼夜の時間がほぼ同じになります。
この日の日の出と日の入の位置地をを直線で結ぶことでできる「レイライン」というのがあります。
有名なのが上総国の玉前神社・相模国の寒川神社・富士山・琵琶湖の竹生島・元伊勢皇大神社・出雲大社・日御碕神社 がこのラインの上に並んでいるそうです。
他にもラインはあるようです。
このライン上にある寒川神社に早朝から出かけました。
朝早ければ、人の出もあまり多くないと思ったのです。
暦を中心に星など天文に通じた神社です。
方位の厄災を祓い、浄めてくださる神様としても有名です。
そして関東の守り神だそうです。
寒川神社の最寄りの宮山駅は、横浜と八王子辺りを走るJR相模原線にあります。
のんびりした単線です。
電車の乗り降りする時には、扉付近に設置されている開閉ボタンを押します。
「お降りの方は、ボタンを押してください」のアナウンスもありました。
宮山駅も小さな懐かしい感じのする駅です。
駅を出るとあまり建物もなく、ちょっとした田舎道。
でも、土手には菜の花の黄色でいっぱいでした。
反対側を見れば、高速道路が二段になって走っています。
晴天のもと高速道路の間から富士山の真っ白な姿が見えましたが・・・。
富士山の山頂も裾も見えませんでしたが、思いがけずに見れたことに満足です。
間もなく、こんもりとした神社の森が見えてきました。
相模国の一宮であるこの神社は、さすがに三の鳥居辺りから水が豊富で
池や川が巡らされているようでした。
空気も凛としたものがあり、背筋がしゃんとする感じです。
コロナウイルスの対策で手水舎も工夫されていて、手だけは洗う事ができましたが、
口をすすぐのは禁止でした。
朝が早かったのか、それとも参拝者が少ないのか人はまばらでした。(朝8時頃)
でも、本殿で手を合わせようと本殿の前に行くとすでに中では祈祷を受けている方々が
いっぱいおられました。ちょっとびっくり。
本殿の前にある神門。
ちょっと不思議に思ったのが、普通、神社では大きな提灯が掛けられているところに
その神社の神様や祀られている方の像が置かれているのですが、ありませんでした。
神門の屋根の下、たくさんのくさびのように打ち込まれた木の中で緑の金具が被せられた物
には、十二支の動物の図が描かれていました。
この頃、写真がぼけている。
九時過ぎには社殿に上がって、祈祷を受けました。
本殿の背後に「神獄山神苑(かんたきさんじえん)」へ。
池泉回遊式の日本庭園。
枝垂れザクラ。
お土産は中に白いお餅が入っている八福餅。
八方除けにあずかってでしょうか、8つの角のあるお餅。
今日、春分の日のみに出される「御来光守」を頂いてきました。
追加
手水舎はですが、上記のようにひしゃくは、取り除かれて水槽の縁に竹を細く裂いて
平たい板のようにした物を置いてあります。
そして、水槽のヘリから外れないように四隅に棒を立てて紐を回し固定していました。
竹の片から水が伝わって流れ出ています。
その水で手を洗いました。
豆腐飯
片付けをかねて、本棚の整理。
片付けというより、断捨離を意識しているのですが、どうしても立ち読みをしてしまいます。
「暮らしの手帖」という雑誌の中に挿絵や表紙画を描かれておられる牧野伊三夫さんのエッセイがありました。
展覧会前の忙しい時には、食事の支度とか片付けが簡単な方が良い。
そこで炊飯器のスイッチを入れると自転車で近所の豆腐屋へ行き、木綿豆腐を1丁買い、
丼に飯を盛り、薄切りにした豆腐を重ねて行く。
おろし生姜とネギをのせ、醤油を回しかけ、端からほぐしながら食べる。[ 要約 ]
と書かれています。
何だかとても美味しそうな感じで、きらきらした門外不出の食べ物のように思えました。
きっと、近所のお豆腐やさんには美味しいのがあるのでしょう。
「食べたい!!」と思い、冷蔵庫の中にある普通のお豆腐で作りました。
ご飯の上にかつお節をのせ、薄切りのお豆腐を並べ、わさびをちょこっとに醤油の回しがげです。端から崩しながらワシワシと食べました。
さっぱりして、夏の食欲のない時にも良いのではないでしょうか。
ちょっと物足りない感じがしたので、ランチョンミートと野菜の炒めたのを添えました。
お豆腐のこんな食べ方もあるのですね。
椿餅
お雛様もまた来年までしばしお別れです。
今ちょうど椿の花が咲いています。
大宮から更に電車で30分程行った田園地区にお付き合いのあるギャラリーがあります。
千坪の敷地の中にこじんまりとしたモダンなギャラリーと
昔からの建物のギャラリーがあります。
毎年、この頃に作品を出させて頂いています。
千坪の敷地のほとんどは、森のままになっています。
たくさんの種類の椿がさまざまな形、大きさ、色の花たちが咲き誇っています。
なかでも、百年椿の樹がひときわ高く、太く天に向かって
たくさんの花を咲かせていました。
ギャラリーの様子を見がてら、伺いました。
ふと、祖母が作ってくれた「椿餅」のことを思い出し、
椿の枝をたくさん頂いて来ました。
こんなにたくさんの椿とすでに咲いている桜の枝2種類もいただきました。
早速、葉っぱを綺麗に洗い、ちょっと日光に当てて乾かしました。
次にお餅作りです。
あんこは、おはぎを作った時に冷凍しておいたものを使いました。
椿餅に使う餅粉は道明寺粉です。
もち米を蒸して乾燥したものを粗くすりつぶしたものです。
火を通してあるので、扱いは簡単です。
道明寺粉の袋に説明通りにするとすぐできます。
ご飯の粒々のようなものができます。
中に入れるあんこを丸めます。
あんこの大きさが不揃いなのは、葉っぱが小さいものがあったので。
少し湿らせた布巾に餅をのせ、あんこを置いて丸めます。
道明寺粉は、固まるのが早いので素早く作業をするのがいいでしょう。
丸めた餅を椿の葉の上にのせ、もう1枚の葉っぱを被せます。
出来上がりです。
銘々皿に取り分けて。