ほんの少し、京都の秋を楽しみました
先週末、京都へ出かけました。
おみやげです。
いつも、旅行先で何か。ウフフフ。
何故か同じようなものになって・・・。
パリのオランジュリー美術館の裏庭でも落ち葉を拾いました。
マロニエ や プラタナス など黄色い葉っぱ。今も大事に採ってあります
話は前後しますが、京都への新幹線の中から見た「 富 士 山 」。
幾度となく、富士山の前を通っているのですが、
この素晴らしい姿を見ることが出来るのは、滅多にありません。
心が広くなり、いいことがありそうな。
ところが、京都は、土曜日だからというだけではなく、
半端なく人で混んでいるのです。 どこもかも。
そこで、奥の手。内緒の穴場です。
徳川家から東本願寺へ贈られた庭園と建物。
四季それぞれ異なる趣があり、ゆったりと楽しめます。
穏やかな秋の日和、木々は鮮やかに色づいていました。
京都の駅近く、広い庭園と特徴ある建物の数々に大きな池。
ふっと、木々の上を見上げると京都タワーが覗いています。
一見、ミスマッチな感じが違和感なく、馴染んでいるのです。
渉成園の向かい側のは、法衣のお店が。
東本願寺へ向かっての道筋には、お数珠の店や仏具のお店も。
さすが、お東さんのお膝元。
その通りの一角に、レトロな ショーウィンドウ を見つけました。
ミニの椅子の上のコーヒーカップがずり落ちています。
クローズしている店かしら?と、店の角を回ると、[開店中]でした。
歴史のある街です。
京都国立博物館では、「国宝展」が、あと一日で終了ということで、
夜に拝観しました。 空の色が、なんて綺麗だこと!!!
混んでいなく、待たずに入れました。
会期中に何度か作品の入れ替えがあり、残念なことに見れない作品もありました。
長谷川等伯の「 松林図屏風 」が、展示されていなくて。
「曜変天目」の茶碗は、小さな器に宇宙が描き出されているような。
黒い釉の中に、星のような斑紋があらわれ、キラキラと光っているのです。
土偶の「縄文の女神」。当時の人々の思いや生命力とデザイン性。
何よりも可愛い。
よく映えています。
充実した一日でした。 見られて良かった。