蔓のかご と 水のでないジョウロ
先日、籠作家である友人の作品展に伺いました。
アトリエにご自身や生徒さん達の作品をセンス良く並べてありました。
写真の右側は、横16cm、縦10cm、奥行き6cm位の小さなものです。
でも、使っている材料が胡桃の皮をはいだもの(幅の広い皮)に
山葡萄のつるで持ち手の部分、間に棕櫚の紐。
もう一つのは、籠の部分は全て、胡桃の皮を細く割いて編んだもの。
ショルダー・バックに仕立て、紐は皮を使って仕上げています。
材料になる蔓や木の皮は、毎年5月頃深い山に入って採集してこられます。
どこの山かは?ですが。(聞いてはいけないような気がして)
ちゃんと入山許可書を持っているそうです。
初夏なったら、このバックを持って出かけるつもりです。
小さいのは、花入れにしてもいいし、小物いれでも。
あっ、そう言えば、先日技能訓練高校のフェスティバルで
生徒さん達が作った作品の展示販売があり、
水の出ないジョウロを買ったことを思い出しました。
このジョウロは、しっかりした作りなのと、
会場で色々と説明してくださった学生さんの作だったので頂くことにしました。
そうしたら、「これは、水が出ないのでインテリアに使ってください」。
ジョウロの中を覗くと本体と口の部分の接着部分に穴が空いていないのです。
500円でした。
素朴な形が気に入り、いただいてきました。