嵐が来る前に稲刈り
毎年10月に入ると10日間、
私の作品を展示させてくださるダイニングギャラリーがあります。
20数年続いています。
この写真は、ギャラリーがオープンしている時の様子です。
周りは何もなく田んぼの中にポツンとあります。
目の前には、オーナーの田んぼと野菜畑、ハーブ畑が広がっています。
昔は、カフェギャラリーでしたので、
仕事に詰まった時や自分にご褒美したい時にお茶を飲みに出かけていました。
今日は、1日からの作品展に向けての搬入と展示でした。
(あっ、日付が変わりましたので、昨日ですね)
いつもは前日に搬入するのですが、
明日から大型台風の襲来らしいので早めの準備です。
ギャラリーの近所では、農家の方が稲刈り機に乗り、
スワッと一人で作業をしておられ、早やこの季節になっているのに感動。
ギャラリーに着くと田んぼの中でしゃがみ込んでいる人が10数人。
こちらは手に鎌を持って、手作業です。
ギャラリーの田んぼも稲刈りでした。
やはり、台風に備えての収穫だそうです。
カボチャや里芋も収穫されていました。
これらはきっとお食事に使われるのでしょう。
カボチャのグラタンもよく出してくれます。
何より新米が頂けます。楽しみです。
毎年、この恩恵に預かっています。
稲刈りは手刈りですので、やはり時間がかかります。
この日はほんの一部だけの刈り取りでしたが、即、脱穀です。
初めて、脱穀の様子を見ました。
素晴らしいです。機械の能力。
穂のついた稲を機械に送り込むと、実だけは袋の中、
そして茎は実を残すことなく稲わら状態で出てきます。
こちらの食事は、野菜中心でお肉は使われていませんが、卵は使われています。
お米も野菜も無農薬です。
そして、いつも20数種類のお料理を出してくださいます。
家庭的な雰囲気が好きで、肩肘張らず出品できるのが嬉しいです。