川越祭りに遭遇
所沢に所用があり、川越経由で出かけました。
川越は東京から40分程で行ける距離なので観光客がいつも行き交っております。
川越の隣の駅、川越市駅に降りると何だかいつもと雰囲気が違う感じがしました。
お祭りでした。川越祭りです。
小さな駅前広場を曲がるといきなり山車と出会いました。
初日の朝10時過ぎです。
写真を見ると、建物の壁に 「 六軒町一丁目商店街 」の表示があります。
はっぴを着ている男衆の襟元の手ぬぐいにも 「 六軒町 」の文字が書かれてあります。
まづは、地元からご披露なさって、その後街の中を巡るのでしょう。
この山車の前方では、引き綱を持った子供や女の人たちが引張って先導していました。
山車のてっぺんに昇降可能な武者人形(牛若丸、日本武尊、太田道灌など)が載っていますが、この時は、ありませんでした。
(下に降ろしているのかもしれません。電線など障害物があると下げます)
道の両側には、出店が屋台を組み立てたり、陳列の準備をしていました。
このところ、すっきりしない天気だったのが晴天です。
川越祭りには十数年前に行ったことがあります。
あの時は、雨が一日中降る中を濡れながら山車の 「 ひっかわせ 」を見たのを
思い出しました。
「 ひっかわせ 」とは、交差点などで山車同士が出会った時に、山車の正面を向け合ってお囃子と踊りを競い合うのですが、特に勝ち負けを決めるのではないようです。
お互いに披露するという感じです。
回転式の囃子台がクルと回るので、夜には提灯の明かりが暗闇に揺れて華やかな雰囲気になります。交差点では4、5台が集まることもあり、絢爛豪華で、妖艶な雰囲気もします。
思いがけず、お祭りに出会いました。