菊づくしの一日
「 仙台から更に山地に住む友人から菊花が届いたので、お裾分けです 」
の手紙と共に、たくさんの菊の花が送られて来ました。
箱を開けると菊の香りが広がり、中から色とりどりの菊花。
昔、実家の庭で母が育てていたのを思い出しました。
友人の友人は、仙台の奥深い所に住んでおられるので、
冬の到来も都内よりはるかに早く、
菊も霜で駄目になるため、可哀想だけど刈り取ってしまったようです。
それで、友人宅に送られて来たとか。
花は、和紙に丁寧にくるまれていました。
紙からも菊の香りが・・・。
包まれていた和紙に頂いた菊の花を描いてみたくなりました。
11月も中頃になって、近所のスーパーで食用菊が見られるようになったので、
今晩は " 菊としめじのお浸し " を一品加えようと思いました。
菊の花びらをほぐして、沸騰したお湯の中に酢を少々入れて、
サッと湯通しして、三杯酢で味付けです。
シャキシャキした歯ざわりがさわやかでした。
この度、三杯酢のつもりが冷蔵庫に生姜の甘酢漬けが目に付き、
漬け汁を利用してみました。違和感なく、美味しくいただきました。
お吸い物にも花びらを散らしてみました。
ただ、生の方がビジュアル的にきれいかしらと思ったのですが、
苦味が気になったので、サッと湯通ししたのを散らしました。
結果的には、生の方が良かったのでは。 反省です。
苦くてもほんの少しなので、大人の味になったように思われます。
今日は、菊づくしの一日でした。