懐かしい年の瀬
暮れもそろそろ押し迫り、歳の末から初めにかけて着るものを
用意しようとタンスの中をのぞいて見ました。
懐かしいものが色々と入っています。
それぞれに思い出があり、思わず羽織ってみたりして・・・。
若い頃のものは、今更着れないし・・・。
ため息をついたり、ひょっとして地味な帯を締めれば大丈夫かしら・・・なんて。
その中の一枚ですが、
曽祖母がお蚕を養蚕し、糸を紡ぎ、機で織った白生地。
それを祖母が縫い、
母の白無垢の花嫁衣装に。
その後、呉服屋さんで赤色に染めていただき、金糸銀糸で刺繍がされ、
nonshanの成人式と卒業の謝恩会に着ました。
その後、娘が成人式に。
母方の女性(長女)五代が受け継いできたものです。
少しの間、今はいない人たちの事を偲ぶ良い年の瀬になりました。