油断大敵のお話
あまりの悔しさ、情けなさに落ち込んでいます。
家族に知られると叱られるので黙っています。
2、3日前チャイムが鳴るので、インターホーンに出ると、
「〇〇配送です!」と言う返事に、朱肉と印鑑を持って玄関の扉を開けました。
確かにそう聞こえたのです!!!
でも、大手の配送業者さんでなく立っていたのは、スーツを着た若い人で首から
ネームプレイトを下げていました。
いきなり「お宅に不用になった電化製品はありませんか?ご近所の人から今、テレビ
を買い取りをしました」
『エッ、荷物の配達じゃなかったの?』(言葉に出さず、思ったこと)
引っ越ししたばかりで、不用の家電が裏庭に置いてあるのが頭をよぎりました。
「 費用はいくらかかりますか?」と、私。
「 他のところで500円で買取ました」
「 買取? 古いテレビと洗濯機が裏庭に」
と言うやりとりがあった後、裏口から裏庭に入ってもらい見せました。
「本社でこの型の査定をしてもらいます」といい、スマホでパチリ。
「すぐ、返事が来ます。ところで、指輪やネックレスの箱はありませんか?
さっき、500円で買い取りました。壊れた金のネックレスや指輪なんかが
あったら・・・。指輪やネックレスの写真を取らせてもらうだけでも、自分の成績に
なるので、お願いします」
ここまで話が進んできた時に、ふと、着物買取で家の中に入り、着物ではなく宝飾類
目的で安く買っていく半分詐欺のような話のあることに気づきました。
娘に貴金属類は譲ったと言い、「ところで家電は?」と問うと
「雨ざらしになっているので引き取れません」
「仕方ないわね」と、お引き取り願いました。
落ち着いて考えると、こちらから業者さんに連絡した場合は、法律の〇〇(条例の名を
忘れました)に反しないが、アポなし訪問は反するそうです。
でも、それを持ち出して、危害を加えられたら・・・。
ともかく、速やかにお引き取り願うだけです。
世間でよく聞く話と言え、自分の身にふりかかって来るなんて。
絶対にドアを開けずにホーン越しに話を聞きお断りすることを肝に命じました。
でも、確かに「 荷物の配達 」と言ったと思うのだけれど・・・。
うかつでした。でも、被害に合わなくて良かった。