春の野菜を使って
いつもでしたら春真っ盛りのこの頃。
今年は自粛の日々です。
近くの公園のベンチでは、お年寄りと付き添いの方がお弁当を膝の上に広げて、
お花を見たり風に吹かれたりしておられます。
子供たちは思いっきり声をあげて走り回ってます。
でも、皆さんいつもとは違い遠慮しているような・・・。
早春に出回る春の山菜が、転居したこともあり、手に入りません。
デパートやスーパーで売っている物にはどうしても手を出すことができず・・・。
春出るもの、春キャベツに新レタス。
シャキシャキして葉っぱも柔らかで、今だけのもの。
ピンポン玉位の新ジャガイモ。
香りがいいのです。
新玉ねぎも私のお気に入りです。
いつもの定番ですが、これらを使ってのお惣菜作りです。
何より旬のご馳走です。
---レタスとふわふわ卵の炒め物ーーー
サッと作れ、若草色のレタスと卵のやまぶき色の取合わせが可愛いです。
( レタスが1玉40円で売られていた日があり、3玉も大人買いをしました )
1.準備
レタス1個を洗ったら、ザックリと千切っておく。
片栗粉大さじ1弱をボールに入れ少々の水で溶く。
そこに卵3個位を加えて、なるべく片栗粉のダマが残らないように溶く。少々位はOK。
2.フライパンにバターを入れとけたら強火にし、一気に卵液を流し入れる。
大きくかきまぜて半熟状態になれば、いったん取り出す。
3.フライパンに油を少し入れ、千切ったレタスを入れ塩・胡椒をし、
先ほどの半熟たまごを加えれば出来上がり。
家庭菜園のルッコラを千切って、トッピング。
春きゃべつでも同じように作れます。
ーーー新ジャガイモの 肉じゃがーーー
我が家の春の定番です。ピンポン玉の大きさのジャガイモがあると何度でも作ります。
ジャガイモ 適量
新玉ねぎ 適量
合挽きひき肉 適量
醤油・みりん(酒・砂糖でもOK)
1. じゃかいもを丁寧に洗う。皮ごと使うので。
2. 鍋にじゃかいもを入れ、水はジャガイモがかぶるより少し多めに入れる。
3. ジャガイモの皮がはがれないように中火で静かに煮る。
ジャガイモに串がスーと通れば、別の皿に移す。
茹で汁は捨てないで、そのままに。
4. 茹で汁にお好みの味付けをし、その中に玉ねぎを縦に千切りした物を入れる。
5. 続いてひき肉を入れ、アクが出てきたらアクを丁寧にとり、
味の調整をする。
6. ひき肉に火が通り、玉ねぎがしんなりしてきたら、
取り置いていたジャガイモを入れる。
玉ねぎが茶色に煮えたら火を止める。
常温でしばらくねかせるとジャガイモに味が染み込んでいく。出来上がり。
ーーー新玉ねぎのスープーーー
新玉ねぎとたっぷりの水、コンソメのスープの素だけで作ります。
味付けは塩。
鍋に新玉ねぎと水を たっぷり入れコトコトと弱火で煮ます。
途中、コンソメの素 ( キューブでも、顆粒でもOK ) を入れます。
玉ねぎに串がスーと通るまで煮ます。
お味はお好みで、塩を足す。
この度は、コンソメの素をきらせていたので、昆布を入れ醤油味にしました。
(やはり、このスープにはコンソメ味の方が合っているようです)
澄んだスープに玉ねぎを一つ器に入れ、頂きます。
玉ねぎがトロトロで口に入った途端、溶けてしまいます。
残ったスープに人参、じゃがいも等を入れ、トマトの缶詰の水煮を入れても、
お味が変わって美味しいです。
春の野菜は、冬中に溜まった体の毒素を出してくれるような爽やかさを感じます。