非常時の日常
この頃、めっきり少なくなったのが外出です。
食材の調達には、週に1回程度スーパーに行きますが、
それも郵便局や銀行、診療所に出かけるついでです。
とても穏やかな時間が過ぎています。
でも、動かなくてもお腹が空くのか家族は食事時になると食卓に集まってきます。
あまり動かないのでお腹は空かないと思うのですが・・・。
TVを見ていると 『 こんな時だから普段しない手間暇かけた料理を作りました 』
というお話や動画が映されています。
私はなるべく手のかからないものをと考えます。
そして、材料をなるべく3つ以内におさめるようにします。
鶏のしょう油煮
シンプルな煮汁でサッと煮て、ジューシーに。
鶏むね肉 1枚
煮汁
しょう油 大さじ2と1/2
砂糖 大さじ1
酒 カップ 1/4
1. 鶏むね肉の皮目にフォークで数カ所穴を開けておく。
2. 鍋に煮汁と鶏肉を入れてフタをし、強火にかける。
煮立ったら弱火にして8〜10分煮る。
味がよくなじむように、途中で3〜4回肉を返す。
汁気がなくなりそうになったら、水を少々加える。
3. 鶏を取り出してスライスする。
器に盛り、煮汁をかけ、練りがらしを添える。
*鶏肉は焼き付けずに常温の煮汁から煮ること。
長く煮過ぎない事が固くならないコツ。
しらたきの明太子和え
カルシウムと鉄分がたっぷり入ったしらたき、見過ごすことができない食材です。
しらたき 200g
明太子 大き目一腹
長ねぎ 1/4 本
砂糖 小さじ2
麺つゆ(2倍濃縮) 100cc
水 100cc
1. 水を切ったしらたきと砂糖をポリ袋に入れ、もみ込み15分置く。
2. 長ねぎは斜め細切りにする。
3. しらたきは一度洗い、3cm幅にカットする。
4. 鍋に水と麺つゆを入れ、沸騰させる。
そこにしらたきと長ねぎを入れ、中火で煮る。
5. 汁気がなくなったら火を消す。
6. 煮汁を捨て、ボウルにしらたきと長ねぎ、ほぐした明太子を入れて和える。
出来上がり。(隠し味にマヨネーズを少し加えると、コクがでる)
お麩とねぎの玉子とじ
お麩を主役に、ダシたっぷりのやさしいお味。
小町麩 20個
長ねぎ 10cm
卵 2個
煮汁
出汁 1と1/4カップ
みりん 大さじ2
しょう油 大さじ1
1. 長ねぎは縦半分に切り、幅1cmの斜め切りにする。
2. 鍋に煮汁を入れ、中火にかける。煮立ったら、小町麩と長ねぎを
加え、3分程煮る。
3. 小町麩が煮汁を吸ってふっくらしたら、溶き卵を全体にまわしかける。
30秒ほど火にかけ、フタをして弱火にし、2、3分蒸し煮にする。
出来上がり。
食べることは、コロナウイルスの件がなくても毎日の営み。
たのしんで作る日。
次々と料理が浮かんでくる日。
全く浮かばなく、食料品の棚の前や冷蔵庫の前で座り込む日。
でも、日本には四季があり季節の食材と食べ方があり、
それによってたくさんの幸せ、喜びをもらっていることに感謝です。