丸ごと小夏のゼリーとプラムのドット模様
高知県では4月頃から7月頃まで出回る柑橘類の一つに「土佐小夏」という小ぶりのみかんがあります。爽やかな味が魅力のものです。直径5〜6cm位で小さな物ほどお値打ちだという事です。なぜかと言うと種が小さく食べやすいからだそうです。
よく似ているのですが、日向夏とかニューサマーオレンジとは違う種類だそうです。
食べ方はリンゴのように、皮をクルクルとむき、黄色い皮の下の白い部分も一緒に食べます。
柑橘類の中では、風味がいいのでいつもこの時期になると送ってもらっています。
今年も先日届きました。いつもそのまま、食べていましたが 「丸ごとゼリー」に挑戦です。
ーーー 丸ごと小夏のゼリー ーーー
(材料を甘夏に変えても作り方は同じです)
小夏 6個
(甘夏 2〜3個)
砂糖 40g
水 適量
粉ゼラチン 5g
お湯80°C位(ゼラチン用) 大さじ2
1. 水に粉ゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。
2. 小夏(又は甘夏)のヘタの少し下を切り、中身をくり抜く。
取り出した中身から果汁を絞り、300mlになるように水を足して調整をする。
3. 鍋に300mlに調整した果汁と砂糖を入れ、中火にかける。
フツフツとして来たら、火から下ろし、①のふやかしたゼラチンを入れ
溶かす。
4. 粗熱が取れたら、小夏(又は甘夏)の器に注ぎ、ラップをして冷蔵庫で2時間程
冷やし固める。出来上がり。
** ゼラチンに使用する温度は、メーカーによって異なります。
使用方法を確認してください。
ゼラチンは沸騰させると固まりにくくなるので注意してください。
今回使用した小夏の果汁は300mlでした。
小夏が小さいので(上の写真でティスプーンが巨大に見えます)、上手くくり抜けるか
心配でしたが、意外とクルと取れました。
思った通り、独特の風味と爽やかさはそのままで美味しく頂きました。
次は、グレープフルーツで楽しみます。果肉も入れて見ます。
ーーー ー プラムのシロップづくり ーーーー
今日は買いおきのプラムも何かにしなければと思い、簡単にできるシロップ作りをしました。
まづ、大鍋でビンの煮沸消毒から。
プラムと砂糖、氷砂糖を交互に入れたら、
ちょっと不揃いの赤のドット模様があらわれました。
意識して丁寧にプラムを並べれば良かったのにと、ちょっと後悔です。
砂糖が日々、溶けていく様を見ながら2、3週間待ちます。
赤くて甘酸っぱいシロップは、何に使おうかしら。