酉の市
初めて酉の市に行ってきました。
年によって、この時期2回または3回あるそうです。
今年は3回だそうで、昨日11月14日は「二の酉」でした。
TVで酉の市のことが毎年、放映されます。
有名なのは関東三大酉の市である新宿・花園神社と浅草鳳(おおとり)神社、
そして府中・大國魂(おおくにたま)神社です。
例年、新宿の花園神社では大変な人出でがあり、夜がふけるに従って賑わう様子が報道されています。今年はコロナ禍のため、神社の参道に屋台の営業は禁止だそうです。
ただし、縁起物の熊手のお店は許可されているようです。
見事な紅葉。木々の間からは木洩れ日。
時折、葉っぱが降ってき、秋を満喫できます。
のんびりと境内を散策気分で、参道を進みます。
でも、この日は酉の市。
提灯もぶら下がり、お祭りの飾りは出来ています。
でも寂しいです。参拝者もまばらです。
山門の手前に来て、やっとお祭りらしい雰囲気(?)の1角がありました。
4、5軒の熊手屋さんです。
屋台のテッペンまで飾り熊手でいっぱいです。
お店によって熊手のお飾りが少し違うようです。
熊手にはお値段が書かれていません。でも聞くのがはばかる雰囲気がありました。
若いカップルが小さめの値段を聞いていましたが、きっとお高いのでしょう。
熊手が買われるとお店の人全員で拍子木と手拍子で景気づけをしていました。
思わず釘ずけになってしまいました。昔からの風習でしょうか。
大國魂神社の山門です。
大きな熊手と協賛してくれている企業の提灯。
境内には、七五三の参りのご家族がおられました。
記念撮影のカメラを向けるとニコニコの笑顔の子、恥ずかしくて下を向く子、
ふざける子、付き添いの兄弟が何となく寂しそうな様子をしたり・・・。
お参りをした後、社務所で熊手を買いました。
家内安全と商売繁盛の御利益があるようです。
熊手の上についているのは升ですが、底が浅く一升の半分で半升(繁盛)。
中には大黒様と恵比寿様がおられます。
稲穂とお札が付けられたシンプルなものです。
境内には菊花展が開かれていました。
小学生が栽培した菊
菊花展は秋の風物詩です。丹精込めた菊の花。
市内の小学校では、授業で栽培をしているようです。
どの生徒さんも見事な花を咲かせていました。