夜中に豆を煮る
豆を時々、煮ます。
小豆、大豆、うづら豆、黒豆などです。
スーパーの棚にも水煮の大豆、小豆も甘く煮たもの、すでにあんこにしたものが
あります。でも、白いんげんの煮たものや白あんはあまり無いようです。
お正月になると白いんげんの煮豆が売られているような感じはしますが・・・。
白いんげんのちょっと大ぶりの白花豆を買って来ました。
大豆や小豆のような要領で出来るのかと思いましたが、結構たいへんそうな感じがします。
何度もゆでこぼしたり、ザルで皮を取り除いたり、すりつぶしたり・・・。
ともかく、白い大きな甘めの豆を食べたくなり、煮てみることにしました。
ザラッと水で洗ってから、豆の袋の作り方をみると一晩、水につけて置くそうです。
時計を見ると、夜の9時半過ぎから煮ることになります。
煮立って、しばらく弱火で煮て水を換えて、また水を換えて・・・。
コトコトと弱火で柔らかくなるまで煮ます。
煮えるのを待つ間、買っただけで目を通していない雑誌を見たり、録画したTVを
見たりして昼間では味わえないゆっくりした時間になりました。
目まぐるしい速さで世の中が動いていて、本屋さんで見つけた本はすぐに廃盤になったり、
売れてしまったりする事もあります。
そうでなくても、気に入った本は手元に置きたく、出会ったら即、買う事にしています。
もちろん、好みでなかった場合もあります。
元気をもらうために何度も読むもの、知識として読むもの(すぐ忘れるので)など、
昼間は気が散るのでいい機会になりました。
何だかんだとしているうちに眠くなり、2時間くらいで火を止めました。
翌日、再び柔らかくなるまで煮、お砂糖を入れ薄く甘みを付けました。
煮ていて白いんげんは、外の皮が分厚く、固いことに気づきました。
硬い皮が剥がれてくるのです。
小豆のあんこは、粒あんとこしあんがありますが、白いんげんのあんこはこしあんが
多いように見受けられます。皮が硬かったからですね。
念願の白い煮豆を夕食にいただきました。
白花豆は一粒が倍以上に大きくなり、食べ応えがありました。
今度は、倍の量で煮て見るつもりです。
量が多いと失敗するかもしれません。