きんかんの甘露煮と絵本
スーパーに大粒のきんかんが並んでいました。
口の中へほりこむと、汁が飛び出し、その次にほろ苦くて甘い皮をガシガシ食べます。
さらにその先は酸っぱい身の部分があります。
実家の庭に小ぶりな金柑の木がありました。
暮れには小さな実をたくさん付けます。おせち料理の一つに加えたものです。
きんかんの甘露煮を作るのは私の役割りでした。
自宅のきんかんの実は、スーパーで売っているような大きくて甘い物ではありません。
酸っぱいので甘露煮にしていました。
久しぶりにきんかんの甘露煮を作ってみました。
作り方は簡単なのですが、小さな丸いミカンの中にはたくさんの種が入っています。
これを出すのにチョット手がかかります。
風邪予防に(喉の調子の悪い時に良いようです)、お茶うけに是非。
ーーー きんかんの甘露煮 ーーー
1. きんかんは水洗いし、ヘタを取り上下をを残して包丁で
切り目(5、6mm間隔)を入れていく。
2. たっぷりのお湯で3分ほどきんかんを煮る。
そして、実を潰さないように取り出す。
3. 渋みを取るために水を張ったボウルに1時間ほど浸けておく。
4. 鍋にきんかんを並べ、ひたひたに漬かるくらいの水を入れる。
砂糖も入れる。(砂糖はきんかんの重量の50%くらい)
5. コトコトと弱火で煮る。
途中、時々火を止め、冷まし、再び弱火で煮るを繰り返すと
皮も柔らかくジューシーな仕上がりになります。
汁にトロミがついて来たら完成です。
*きんかんの中の種の取り出し方。
切り目の間から竹串を入れ、種を取り出します。
こんな感じにつやつやに煮上がりました。
食べるとじゅわ〜っと潰れて甘くて美味しいです!
出来たきんかんの甘露煮は、瓶に入れてストックしています。
クリスマスプレゼント用に絵本「はらぺこあおむし」を友人のお子さんに買いました。
本屋さんには大人でも楽しめ、そばに置いておきたくなる絵本もいっぱいあります。
以前から欲しかった佐野洋子さんの「百万回生きたねこ」もその一冊です。
一緒に買いました。
佐野洋子さんは以前から絵本作家さんとしても、小気味いい文章を書かれる
エッセイストとしても好きです。
でも、「百万回〜 」は持っていませんでした。
ゆっくり落ち着いて読みたく2、3日前までそのままになっていました。
きんかんの甘露煮をお供にゆっくりしました。