遅目の雛飾り
ひな祭りの日、仕舞ったままの我が家のお内裏様のことが気になりました。
ギャラリーのお雛様に刺激されました。
年に一度のこの時期になると、お雛様のことを思い出します。
母は体調が悪くなる前に仕上げたかったのだと思います。
お内裏様、三人官女、五人囃子を作る予定だったらしいのですが、かないませんでした。
ここ2、3年は和室の天袋に入れ、取り出すのが苦になっていました。
ひな祭りの日、ギャラリーでご一緒した友人から「お雛様の片付けは2週間ほどのうちで大丈夫よ」と、教えて頂きました。
善は急げ!!
出遅れて、しかも日にちも限られています!!!
家人に早速出してもらいました。
やはり、お飾りをして良かったです。
胸のつかえがおりました。
お内裏様を出していると、仕舞ってあった他のお人形達も表に出たそうな顔をしています。
だんだんに並べていくと部屋中お人形だらけになってしまいました。
2017年7月に九州北部を何度も襲った豪雨で大きな被害が出ました。
その原因の一つが山の間伐材です。 伐採後、そのままにされていた木が豪雨によって
流木となり、川をせき止め、橋を壊し、家をも壊し・・・。
その流木を有効利用をしようと地元の人達で立ち上げたのが、
ウッド・キャンドルプロジェクトです。
災害が起こり、電気やガスが止まった時に煮炊きしたり、暖をとったりする時に
活躍します。
平時は、居間に置き、様々に利用しています。
クリスマスの時はこれに木の枝を挿してクリスマスツリーに、
お正月には新年のお飾りを乗せます。
その間伐材にお人形をぎゅーと座らせました。
私が作ったものです。
ちょっと、晴れがましい気分になってくれたら、と思いまして・・・。