南房総・浅井慎平さんの海岸美術館
外に出かけられない昨今、どうしても TVとのお付き合いが長くなります。
旅モノで、南房総・千倉辺りのお花畑やサーフィンの情報が流されていました。
数年前、友人の別荘におじゃました時、千倉にある浅井慎平美術館へ案内して頂きました。
お花畑のある海岸線のメイン道路から少し中に入っただけなのに自然豊かな森になります。
そん所に小さな木の美術館の札が立てられていました。
むき出しではなく、隠れたような感じの美術館です。
画面の奥が美術館です。
立派なパンパスグラスの株
写真家の浅井慎平さんの写真作品とガラス工芸品(浅井氏作)が常設展示されて楽しめます。
なんといっても静かな環境に建てられた建築と居心地のいいインテリア。
芸術家浅井慎平さんの暖かい心づかいと大らかさが感じられます。
右上にはビートルズの写真が。
浅井慎平さん作のガラス工芸
中庭には海を彷彿させるようなボートや浮き輪、貝殻など。
中庭のタイルも波を感じさせる模様が工夫されています。
美術館の庭には2頭のライオン(陶芸)
こんなオブジェも。
明るくて、風通しのいい、とても居心地の良い空間です。
こんな素晴らしい美術館は、あまりないように思えます。
ぜひぜひ、世の中が落ち着いたらもう一度伺いたいと思いました。
ところが、あの美術館が閉館されていることを知りました。
あまりに残念で、淋しいのでかっての写真をのせてみました。
そう言えば、浅井慎平さんをテレビでお見かけしなくなって久しいです。
「原宿セントラルアパート物語」浅井慎平著を読んでアパートの1階にあった
カフェレオンを思い出しました。