高麗の秋 その2
友人とブラブラ、キョロキョロ歩き。
田んぼの稲はほとんど刈り取られ、おだ掛けされていました。
一つだけ、まだ刈り取られていない田んぼがありましたが、
先日の台風で、穂がサークル状に倒れ、これでは手刈りをしなければならないのが
たいへんな事だと思いました。
(マメ知識 : 稲が倒れると機械では扱えないそうです)
ギャラリー所有の畑と田。奥に見えるおだ掛けされた稲のあたりまで。
冬野菜を植える準備がされている。
コスモスが満開。
十五夜の日にあれほど探したススキがあちこちで美しい穂を
なびかせています。
この度、こんな祠と札を見つけました。
江戸時代、幕府が定めた法度や覚書を村の中心部に
立てられていた高札場の跡だそうです。
わざと高い札を立てて、人を見下ろすようにしたとか。
ギャラリーでの食事は、バイキングです。
一見すると家庭のお料理のようで、お豆さんの煮たの、ひじき煮、
カブの甘酢漬け、かぼちゃのグラタンなどが並びます。
どれも一工夫されていて、内で作るのと違うのです。
もちろんお味も ‼︎!
材料は、細かく刻まれているので、お年寄りも小さなお子さんも無理なく頂けます。
好き嫌いにあるお子さんも、例えこの中に苦手な物があっても気付かずに
食べてしまうのでは。
さつま芋の入った卵焼き 四角豆とキノコのパスタ
と
色々入った白和え、
トッピングにザクロ、いちじく添え
バイキングなので、色々盛り沢山にのせてしまい、きたなくなりました。
後悔です。
かぼちゃのグラタン、そばサラダ、ひじき煮(ごぼう、厚揚げ、人参等)、
ゴパン(玄米のおかゆと強力粉を混ぜて作ったパン)と
チーズとジャガイモのパテにジャム。
玄米と五穀米のご飯。
厚揚げと切り昆布のサラダ
ごぼう入りおからコンニャクのハンバーグ
里芋の唐揚げ
などなど20種類位のお料理です。
デザートには、栗のロールケーキが出ました。
ここに伺うと、ゆっくりでき心も体も癒されます。
近くの農家の方が栗や柿を置いてくださっていたので、
栗、柿を買って帰りました。
夜なべ仕事に栗剥きです。
高麗の秋
ここ数日、ギャラリーに通っています。
今までは車で出かけていましたが、
初夏に体調を崩した時に、手放しました。
あれば乗ってしまうので、体調が戻ればまたその時に。
電車とバスでの移動も楽しいものです。
よそのお宅の樹に赤い小さな実がいっぱい生っていました。
直径2〜3cm位の大きさです。
同行の友人が " 姫りんご " だと教えてくれました。
ここで姫りんご談義。 これも歩いているからこそ。
何度も車で通っているのに、気づきませんでした。
そしてまた、道筋に 造り酒屋さんがあります。
昨日は、驚くばかりの暑さ、33°Cでした。
吸い込まれるように中に入り、
風通しのいい酒蔵の土間でアイスクリームをいただきました。
さっぱりしたお酒の香りのするシャーベットでした。
ノン・アルコールで、美味しさいっぱいです。
この土間で、時々コンサートが開かれます。
音が響きが良さそうな感じがします。
ウリの粕漬けと酒粕をお土産にしました。
ギャラリーへはここから歩いて5、6分の所ですが、
いろんなものを見つけては、立ち止まり秋を楽しみました。
田の畔にはお茶が植えられています。
この時期に花を咲かせるのですね。
ツバキ科なので、葉も花も椿によく似ています。
よく見ると丸いしっかりした実も付いていました。
新しくなったソニービル
銀座数寄屋橋にあったソニービルが春からリニューアル工事をして
この夏オープンしたそうです。
数寄屋橋から四丁目まで地下道を何度も歩いているのですが・・・。
うーん、地味なんです ⤵︎
地下通路からの入り口
そして、上の壁の左側
丸の内に用事があり、ふと覗いて見ようかしらという気になりました。
地下全体と1階が吹き抜けになっています。
上部の赤いウロコのような模様はこのビルが立てられた当時の壁面だったのが、
次々と上塗りされて隠れていたのをこの度、表に出したそうです。(B1フロアー)
向かいの不二家ビルの看板が覗いています。
懐かしいあのインベーダーゲームが普通の机の上で。
光センサーで写し出されていて、そのままゲームできます。
この陣取りゲーム(?)のようなものも卓上のセンサーで。
少年達が遊んでいました。
このような鉄筋や配管がむき出しのフロアです。
天井が低いです。
このビルは、フロアが階段状になっていたので、
いつの間にか上の階に上がってしまう仕組みになっていました。
カラーテレビ、ウオークマンなど家電、生活雑貨が
このビルから発進していた時代があったのにと、感慨深いです。
地下3階にあった " マキシム・ド・パリ " は、あの華やかさはどこに?という感じで
甘味やさんの簡単な椅子が寂しげに置いてありました。
地上に向かうと
いつもの数寄屋橋交差点の所。
不二家ビルがあります。
地上は TOKYO FM のサテライトスタジオと植木のガーデン。
上から見るとこんな感じだそうです。(映像写真より)
バンペイユの実
こんなにも大きな植物も。
どれも展示販売しているそうです。
ガジュマロの樹
木々の間から見える数寄屋橋交差点。
2020年にこのビルは、建て替えられるそうです。
目から鱗、サバ缶でお料理しましょう
去年くらいから(?)、鯖がマスコミで取り上げられるようになりました。
今まで鯖が " 華 " になることはあまり無かったように思います。
秋のさんま、冬のブリなどの影に隠れて、
「 鯖のシーズン 」という言葉もあまり聞かれません。
生の鯖、もちろん大好きです。鯖のお料理もいっぱいありますし・・・。
今回は缶詰のお話です。
正直、サバ缶は非常時の際の " 非常食 " という認識しかありませんでした。
この夏は異常な暑さで、私の中では非常時という感覚になり、
サバ缶の出番が増えました。 ( 外に出るのが嫌だったので )
缶詰の売り場に行くと驚くほどの種類があります。
おしゃれなもの、ダジャレをネーミングにしているもの、お値段の高いものから
リーズナブルなもの、ご当地のもの。様々です。
それに水煮、味噌煮、醤油煮、オリーブオイル漬。
ちょっと楽しいです。
ラ・カンティーヌ
フレンチ仕込みの贅沢な鯖フィレ。
骨や皮を丁寧に取り除いてあり、オリーブオイル漬。
オシャレでパンに挟んでも、ワインのお供にも。
Ça va ?
サ バ?(元気?)
同じ ” オン ” を使ったオシャレなキャッチコピー。
ゴロッと大きくカットされたサバがオリーブオイルに。
左と中央は手に入りやすいサバ缶です。
右は静岡県産のもので、
子供達に食べさせたいとの思いで作ったものです。(美味しい、安心)
沖縄のお塩を使っています。
サバは驚くほど栄養価が高く、DHAが豊富。(脳の発達や記憶力の低下を抑える)
EPAも豊富。(血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させる)
これは使わねばと思いました。
何よりすでに調理
されているので、時短と失敗が少ないのがいいですね。
La Cantine (ラ・カンティーヌ)を使って
ワインに合う 🎶 サバ缶のレモンマリネ
サバ缶(ラ・カンティーヌ使用) 1缶
ミニトマト 2〜3個
レモン汁 小さじ 1
小ネギ(小口切り) 小さじ 2
レモン薄切り 1枚
カンティーヌと青レモン
冷凍保存していました。
凍っているので、ほんの少しだけレンジで加熱。数秒。
1.サバは食べやすい大きさに少しほぐす。
ミニトマトは半分に切る。
小ネギは小口切り。
レモンの薄切りは放射状に切る。
2.ボウルに全ての材料を入れてよく合える。
器に盛る。
出来上がりです。
サバ料理はいずれも美味しくできました。
夏の定番 ” オクラと甘唐辛子のじゃこ炒め ”
台風がだんだんと近付いて来ていることもあり、妙に寒いです。
一昨日の夜はあまりの寒さにゴソゴソと押入れからアンカを出しました。
お陰でぐっすり休めました。
少し前までのあの暑さのことは、すっかり忘れてしまっています。
涼しいことを通り越して寒い!
昨日の夕食は、コンソメ味のポトフ。
それにこの夏、頻繁に作った ” オクラと甘唐辛子のじゃこ炒め " 。
シンプルな炒め物ですが、サッとでき適当にアレンジ出来るのもいいところです。
炒める油をココナッツオイルに変えるだけで風味がエスニック風に。
おじゃこを釜揚げ桜えびに変えたり。
緑の中にチラチラと桜えびの薄紅色が映えたりして、目にも華やかです。
オクラもネバネバ食材で体にいい食材。
甘唐辛子、シシトウ、満願寺唐辛子などいずれでもいいと思いますが、
時々、辛いのが混ざっていることも。それも一興。
オクラ・・・・8本(お好みの量で)
甘唐辛子・・・8本(お好みの量で)
サラダ油・・・大さじ1
じゃこ・・・・適量
塩・・・・・・2つまみ
1) オクラは額の部分を剥き、縦半分に切る。
甘唐辛子は穴を開ける。(大ぶりなものは半分に斜め切りする)
加熱する時に爆発しないように。
2) 温めたフライパンにサラダ油を入れる。
①を入れて中火で2分ほど炒める。
3) じゃこを加えて混ぜ合わせる。
塩を入れ、サッと合わせる。器に盛る。
オクラを縦半分に切り存在感を出しています。
オクラや甘唐辛子をガシガシ食べるのは、いつもと食感も違います。
メインディッシュにする時には、先に鶏肉(生鮭等)を一口大に切ったものを
炒めて火を通して、あとから野菜を加えればいいと思います。
嵐が来る前に稲刈り
毎年10月に入ると10日間、
私の作品を展示させてくださるダイニングギャラリーがあります。
20数年続いています。
この写真は、ギャラリーがオープンしている時の様子です。
周りは何もなく田んぼの中にポツンとあります。
目の前には、オーナーの田んぼと野菜畑、ハーブ畑が広がっています。
昔は、カフェギャラリーでしたので、
仕事に詰まった時や自分にご褒美したい時にお茶を飲みに出かけていました。
今日は、1日からの作品展に向けての搬入と展示でした。
(あっ、日付が変わりましたので、昨日ですね)
いつもは前日に搬入するのですが、
明日から大型台風の襲来らしいので早めの準備です。
ギャラリーの近所では、農家の方が稲刈り機に乗り、
スワッと一人で作業をしておられ、早やこの季節になっているのに感動。
ギャラリーに着くと田んぼの中でしゃがみ込んでいる人が10数人。
こちらは手に鎌を持って、手作業です。
ギャラリーの田んぼも稲刈りでした。
やはり、台風に備えての収穫だそうです。
カボチャや里芋も収穫されていました。
これらはきっとお食事に使われるのでしょう。
カボチャのグラタンもよく出してくれます。
何より新米が頂けます。楽しみです。
毎年、この恩恵に預かっています。
稲刈りは手刈りですので、やはり時間がかかります。
この日はほんの一部だけの刈り取りでしたが、即、脱穀です。
初めて、脱穀の様子を見ました。
素晴らしいです。機械の能力。
穂のついた稲を機械に送り込むと、実だけは袋の中、
そして茎は実を残すことなく稲わら状態で出てきます。
こちらの食事は、野菜中心でお肉は使われていませんが、卵は使われています。
お米も野菜も無農薬です。
そして、いつも20数種類のお料理を出してくださいます。
家庭的な雰囲気が好きで、肩肘張らず出品できるのが嬉しいです。
今夜は十五夜 パートⅡ
今夜は十五夜。
朝からススキを採りに出かけたり、ついでに秋の風に触れたり。
萩の花はすでにこぼれていましたが、草萩は今が旬らしく可愛く咲いてます。
ススキに添えたく少しいただきました。
午後6時半ごろの月
雲が多く夜には所々で雨が降るという天気予報でしたが、
お月様が出てくれて良かったです。
もう少し時間が経つと高い所で綺麗な姿を見せてくれるのではないかしら。
お団子は、米粉をこねて作りました。
お団子に添える " あん "は、やわらかく煮た小豆を冷凍したのがあったので、
それに砂糖を加えて好みの味にしました。
この度は、米粉だけで作ったのですが、やはり少し硬めの仕上がりになりました。
片栗粉を少し混ぜた方が良いようです。次回はそのようにしてみようと思います。
それともう少し小降に形作らねば。8個しか出来ませんでした。
(せめて15個作りたかった)
ただ今、PM10時過ぎですが、お月様は雲の中に。