一日遅れの鏡開き
11日が鏡開きの日だったそうで、
すっかり忘れていました。
慌てて鏡餅を下ろしました。
さあ、どうしましょう。
大きくもない鏡餅なので、おぜんざいにしました。
赤坂にある和菓子の虎屋さんに2、3年前に伺ったことがあります。
虎屋さんは、自社ビルのワンフロアを資料館にされておられました。
その時のテーマは「京都と東京の生菓子の違い」。
虎屋さんは、元々京都のお店で、徳川家が江戸に幕府を作った時に、
江戸にもお店を開くようにと指示されたそうです。
桜餅や団子、おはぎは関東と関西に違いがあることは知られていますが、
「ぜんざい」も違うのです。
nonshanは、関西人なので、戸惑ったことが多々ありました。
関西の「ぜんざい」は、小豆の粒があり、焼かないお餅が入っています。
関東では、これを「田舎汁粉」と言うそうです。
ちなみに、関東の「ぜんざい」は、粒のない [ こしあん ] で、汁気はないそうです。
そんなことを思いながら、「関西風のおぜんざい」を頂きました。
ちなみに、つきあわせの「松葉の塩昆布」がなかったので、
自家製の「シソの実の塩漬け」にしました。
ピリッとして、おぜんざいのアクセントになりました。
今日は、ひときわ寒かったので、温まりました。