上野のお山へ小さな旅
友人の作品が上野の都美術館に展示されているので、出かけました。
月曜日で動物園も公の建物も休館です。
公募展の会場だけは、開いてます。
何時もは、作品展や展覧会、銀座方面の画廊のハシゴをするのですが、
ふと、上野東照宮に寄ってみようと思い付きました。
先日、TVで徳川家の家康、吉宗、慶喜三将軍を祀ってある神社として紹介されて
いたことを思い出して。
流石に徳川幕府の力を彷彿させられる豪華なものでした。
参道を進むと赤い土塀に緑の瓦の質素な門。
門の内部は木札と千社札でいっぱい。あまり綺麗とは言えない・・・。
(水舎門でした)
水舎門をくぐると、石畳の参道。
両側には石灯籠。
一列に並んだ石灯籠から突如、立派な銅灯籠群が現れ圧倒されました。
諸大名より奉納されたものだそうです。
一際、大きなものが金色の扉の唐門の両側に徳川御三家より2基ずつ
配されています。
唐門
この門の内側には、拝殿と本殿がありますが、ここまでしか入ることは
できません。(TVでは紹介されていました)
向かって左側
向かって右側
金色の門の両側にはめ込まれた龍の彫刻があります。
日光の東照宮の " 眠り猫 " の作者である左甚五郎によるもの。
これを外側から見ても、内側から見ても右の龍の頭が下を向き、
左の龍の頭が上を向いているようです。
上を向いているのが昇り龍かと思うのですが、
そうではなく偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来し、
頭を下げているのが昇り龍と呼ばれているようです。
都美術館から国立博物館横を通り、国立国際子ども図書館も過ぎると
寛永寺です。
寛永寺には、徳川将軍15人のうち6人が眠っているそうです。