思い付くままに 栗ご飯 、そして ポルトガル風イワシの塩焼き
高麗のギャラリーで近所の農家の方が栗を小分けにしたものを
置いておられました。
毎年、ここで分けてもらっています。
大きな実ではないのですが、採りたてなので虫も無く、
夜な夜な 「くりくり坊主」で皮をむきます。 約1年分の量です。(3kg位)
ジップロックに入れて冷凍保存します。
味が落ちないよう、そして冷凍焼けをしないように、大さじ1杯の砂糖を入れておきます。
栗ご飯、栗ぜんざい、煮物の中に一粒栗、栗の甘煮など。
季節外れに栗の姿を見つけるとなぜかほっこりします。
先日、季節の終わらない内にと、栗ご飯を炊きました。
栗を味わいたいので栗だけで、味付けはお酒と塩のみです。
炊飯器でパパッと炊きました。
スイッチを入れてから土鍋で炊けば良かったのにと、後悔。
お炊事の次の手順についつい追われ、すっかり土鍋のことを忘れて。
美味しくできましたが、あまり美味しそうに写っていません。かぶの即席漬けと。
ポルトガルの話から。
夏のはじめに、ポルトガルへ旅行に出かけた友人から電話がありました。
カトリック教徒の友人は、巡礼の道を辿ったり、西の果てのロカ岬に行った話など。 そして話の後半は、食べ物の話。
路上で炭火焼きをしている「 イ・ワ・シ 」 です。
海の国、ポルトガルは食文化が 日本と似ているのでイワシの塩焼きを食べます。
イワシ祭りもあるらしいです。
20年程前、ポルトガルに行った時にイワシの塩焼きを出された時は、
本当にびっくりしました。
もちろん付き合わせは大根おろしではありませんでした。
イワシが手に入ったので、ポルトガル風イワシの塩焼きを作ってみました。
イワシの頭とワタを取り、大粒の粗塩を振りかけます。
手元に 「 フルール・ド・セル 」があったので、それを使いました。
オリーブオイルをひいたフライパンで焼きます。
仕上げは、水にさらしたスライス・オニオンを添え、
レモンをギュッと絞り、ブラックペッパーと塩を振りかけて食べます。
塩はお味をみて、かけてください。
庭のバジルとオレガノも一緒に。
塩焼きもちょっとお洒落な感じでいただけます。
ポルトガルで食べた塩焼きの付き合わせは、
もっと素朴な感じがしたように思います。(忘れました ‼︎!)
当時、食べ物をあまり写真に撮らなかったので。
イワシとワインで楽しんだように記憶しています。
今年はカタクチイワシが手に入るといいのですが・・・。
毎年、12月にカタクチイワシでアンチョビを仕込みます。
去年はいいのが無く、見送りました。