生口島の青レモン
今年も瀬戸内海、しまなみ海道の生口島から青レモンが届きました。
黄色くなる前のまだ緑色をしているレモンです!
さわやかな香りと味わいのグリーンレモンです!!
瀬戸内海の雨が少なく温暖な気候を生かしてのレモン栽培。
「減農薬」「防腐剤不使用」「ノーワックス」で知られているのがここのレモンです。
皮ごと食べられるので何よりです。
4、5年前瀬戸内海をぐるっと周った時に、生口島に立ち寄り平山郁夫美術館を
訪れました。
美術館の喫茶室で頂いたレモネードの美味しかったこと。
ちょうど美術館の前で開いていた「みかん屋」さんで
レモンを買い求めたのが切掛けになりました。
果物屋さんでも、八百屋さんでもなく、「みかん屋さん」です。
みかん農園の販売所です。
プラスチックバケツに山盛りにした色々な種類のみかんを売っていました。
旅行中はどうしても野菜や果物が欠乏するので、
レンタカーでの移動だったので、幾種類ものみかんを買ってしまいました。
バケツに数杯分の・・・。
(これが旅に出た時の買い物の仕方で・・・、後先を考えない)
みかん園の奥さんの話です。
日のよく当たる急勾配の斜面が多いこの島を2月には寒波が襲い、
実の成りが少なかったそうです。
そして、7月の西日本豪雨で斜面の土砂崩れ、この秋の収穫は4割減だそうです。
大事に頂かねばと思っています。
レモン酢、蜂蜜漬け、レモンカードなど。
きれいに洗って、そのままジップロックに入れて冷凍にもします。
レンジで数秒加熱すれば、レモン汁もすぐに使えるので便利です。
寒い日は温かいリゾット & お洒落な春巻き
昨日は、本当に寒い一日でした。
寒いのは私だけかしら?と思ったのですが、そうでもなっかったようです。
昨晩は湯たんぽを入れました。
何か身体の芯から温まるものが食べたく " リゾット " を用意しました。
このお料理は、はてなブログで毎日わかりやすく紹介してくださる
「元洋食シェフ、赤いランジングスターさん」のレシピです。
〜〜 冷凍ごはんでリゾット 〜〜
残ったご飯を冷凍。それを活用しています。(暖かいご飯でも、もちろんOKです)
材料は常備しているもので間に合うので助かります。
ベーコン、玉ねぎ、しめじ。
そして、白ワイン、粉チーズなどの調味料。
調理は、材料を炒めて水、牛乳を入れご飯も入れて、コトコト10分ほど煮、
味付けをすれば出来上がりです。
簡単で満足できる一品に仕上がりました。
今回、夏に冷凍しておいたトウモロコシと栗も加えて見ました。
詳しくは、「 赤いライジングスター」さんのページをご覧ください。
赤いライジングスター(id:liverpool-premium)
リゾットの滑らかな口当たりに、ちょっとパリパリしたものが欲しいので
手軽に食べられるスティック春巻きをメニューに加えました。
〜〜 しらすとキャベツの春巻き 〜〜
(10本分)
釜揚げしらす 適量
釜揚げ桜えび 適量
キャベツ 1/8個 千切りにする
レモン汁 1/2個分
春巻きの皮(小さいサイズのもの) 10枚
レモン お好みで
チリーソース お好みで
1. キャベツは千切りにする。
ボウルに入れ、 釜揚げしらすと桜えびを混ぜ合わせる。(しらすだけでもOK)
レモン汁を入れ混ぜる。
2. 春巻きの皮に①の 1/10量をのせて、細長くなるよに巻く。
巻き終わりに水をつけて留める。
3. フライパンに揚げ油を1cm位の深さに入れて180° Cに熱し、
春巻きを時々、上下に返しながらカリッとなるまであげる。
器に盛り、お好みでレモンを添える。
チリーソースで頂くとまた雰囲気が変わります。
春巻きは何でも受け入れてくれる " 優れモノ " です。
包んであげれば美味しく仕上がります。
具はなるべくシンプルに。
例えば、(キャベツ + しらす + レモンの皮のすりおろし)
控え目な方が、主役級にグレード・アップする感じ。
そして、細長く巻けばお洒落な印象になります。
しらすを使って、繊細な風味とやわらかな塩気を生かす揚げ物を
楽しんでください。
思い付くままに 栗ご飯 、そして ポルトガル風イワシの塩焼き
高麗のギャラリーで近所の農家の方が栗を小分けにしたものを
置いておられました。
毎年、ここで分けてもらっています。
大きな実ではないのですが、採りたてなので虫も無く、
夜な夜な 「くりくり坊主」で皮をむきます。 約1年分の量です。(3kg位)
ジップロックに入れて冷凍保存します。
味が落ちないよう、そして冷凍焼けをしないように、大さじ1杯の砂糖を入れておきます。
栗ご飯、栗ぜんざい、煮物の中に一粒栗、栗の甘煮など。
季節外れに栗の姿を見つけるとなぜかほっこりします。
先日、季節の終わらない内にと、栗ご飯を炊きました。
栗を味わいたいので栗だけで、味付けはお酒と塩のみです。
炊飯器でパパッと炊きました。
スイッチを入れてから土鍋で炊けば良かったのにと、後悔。
お炊事の次の手順についつい追われ、すっかり土鍋のことを忘れて。
美味しくできましたが、あまり美味しそうに写っていません。かぶの即席漬けと。
ポルトガルの話から。
夏のはじめに、ポルトガルへ旅行に出かけた友人から電話がありました。
カトリック教徒の友人は、巡礼の道を辿ったり、西の果てのロカ岬に行った話など。 そして話の後半は、食べ物の話。
路上で炭火焼きをしている「 イ・ワ・シ 」 です。
海の国、ポルトガルは食文化が 日本と似ているのでイワシの塩焼きを食べます。
イワシ祭りもあるらしいです。
20年程前、ポルトガルに行った時にイワシの塩焼きを出された時は、
本当にびっくりしました。
もちろん付き合わせは大根おろしではありませんでした。
イワシが手に入ったので、ポルトガル風イワシの塩焼きを作ってみました。
イワシの頭とワタを取り、大粒の粗塩を振りかけます。
手元に 「 フルール・ド・セル 」があったので、それを使いました。
オリーブオイルをひいたフライパンで焼きます。
仕上げは、水にさらしたスライス・オニオンを添え、
レモンをギュッと絞り、ブラックペッパーと塩を振りかけて食べます。
塩はお味をみて、かけてください。
庭のバジルとオレガノも一緒に。
塩焼きもちょっとお洒落な感じでいただけます。
ポルトガルで食べた塩焼きの付き合わせは、
もっと素朴な感じがしたように思います。(忘れました ‼︎!)
当時、食べ物をあまり写真に撮らなかったので。
イワシとワインで楽しんだように記憶しています。
今年はカタクチイワシが手に入るといいのですが・・・。
毎年、12月にカタクチイワシでアンチョビを仕込みます。
去年はいいのが無く、見送りました。
上野のお山へ小さな旅
友人の作品が上野の都美術館に展示されているので、出かけました。
月曜日で動物園も公の建物も休館です。
公募展の会場だけは、開いてます。
何時もは、作品展や展覧会、銀座方面の画廊のハシゴをするのですが、
ふと、上野東照宮に寄ってみようと思い付きました。
先日、TVで徳川家の家康、吉宗、慶喜三将軍を祀ってある神社として紹介されて
いたことを思い出して。
流石に徳川幕府の力を彷彿させられる豪華なものでした。
参道を進むと赤い土塀に緑の瓦の質素な門。
門の内部は木札と千社札でいっぱい。あまり綺麗とは言えない・・・。
(水舎門でした)
水舎門をくぐると、石畳の参道。
両側には石灯籠。
一列に並んだ石灯籠から突如、立派な銅灯籠群が現れ圧倒されました。
諸大名より奉納されたものだそうです。
一際、大きなものが金色の扉の唐門の両側に徳川御三家より2基ずつ
配されています。
唐門
この門の内側には、拝殿と本殿がありますが、ここまでしか入ることは
できません。(TVでは紹介されていました)
向かって左側
向かって右側
金色の門の両側にはめ込まれた龍の彫刻があります。
日光の東照宮の " 眠り猫 " の作者である左甚五郎によるもの。
これを外側から見ても、内側から見ても右の龍の頭が下を向き、
左の龍の頭が上を向いているようです。
上を向いているのが昇り龍かと思うのですが、
そうではなく偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来し、
頭を下げているのが昇り龍と呼ばれているようです。
都美術館から国立博物館横を通り、国立国際子ども図書館も過ぎると
寛永寺です。
寛永寺には、徳川将軍15人のうち6人が眠っているそうです。
川越祭りに遭遇
所沢に所用があり、川越経由で出かけました。
川越は東京から40分程で行ける距離なので観光客がいつも行き交っております。
川越の隣の駅、川越市駅に降りると何だかいつもと雰囲気が違う感じがしました。
お祭りでした。川越祭りです。
小さな駅前広場を曲がるといきなり山車と出会いました。
初日の朝10時過ぎです。
写真を見ると、建物の壁に 「 六軒町一丁目商店街 」の表示があります。
はっぴを着ている男衆の襟元の手ぬぐいにも 「 六軒町 」の文字が書かれてあります。
まづは、地元からご披露なさって、その後街の中を巡るのでしょう。
この山車の前方では、引き綱を持った子供や女の人たちが引張って先導していました。
山車のてっぺんに昇降可能な武者人形(牛若丸、日本武尊、太田道灌など)が載っていますが、この時は、ありませんでした。
(下に降ろしているのかもしれません。電線など障害物があると下げます)
道の両側には、出店が屋台を組み立てたり、陳列の準備をしていました。
このところ、すっきりしない天気だったのが晴天です。
川越祭りには十数年前に行ったことがあります。
あの時は、雨が一日中降る中を濡れながら山車の 「 ひっかわせ 」を見たのを
思い出しました。
「 ひっかわせ 」とは、交差点などで山車同士が出会った時に、山車の正面を向け合ってお囃子と踊りを競い合うのですが、特に勝ち負けを決めるのではないようです。
お互いに披露するという感じです。
回転式の囃子台がクルと回るので、夜には提灯の明かりが暗闇に揺れて華やかな雰囲気になります。交差点では4、5台が集まることもあり、絢爛豪華で、妖艶な雰囲気もします。
思いがけず、お祭りに出会いました。
高麗の秋 その2
友人とブラブラ、キョロキョロ歩き。
田んぼの稲はほとんど刈り取られ、おだ掛けされていました。
一つだけ、まだ刈り取られていない田んぼがありましたが、
先日の台風で、穂がサークル状に倒れ、これでは手刈りをしなければならないのが
たいへんな事だと思いました。
(マメ知識 : 稲が倒れると機械では扱えないそうです)
ギャラリー所有の畑と田。奥に見えるおだ掛けされた稲のあたりまで。
冬野菜を植える準備がされている。
コスモスが満開。
十五夜の日にあれほど探したススキがあちこちで美しい穂を
なびかせています。
この度、こんな祠と札を見つけました。
江戸時代、幕府が定めた法度や覚書を村の中心部に
立てられていた高札場の跡だそうです。
わざと高い札を立てて、人を見下ろすようにしたとか。
ギャラリーでの食事は、バイキングです。
一見すると家庭のお料理のようで、お豆さんの煮たの、ひじき煮、
カブの甘酢漬け、かぼちゃのグラタンなどが並びます。
どれも一工夫されていて、内で作るのと違うのです。
もちろんお味も ‼︎!
材料は、細かく刻まれているので、お年寄りも小さなお子さんも無理なく頂けます。
好き嫌いにあるお子さんも、例えこの中に苦手な物があっても気付かずに
食べてしまうのでは。
さつま芋の入った卵焼き 四角豆とキノコのパスタ
と
色々入った白和え、
トッピングにザクロ、いちじく添え
バイキングなので、色々盛り沢山にのせてしまい、きたなくなりました。
後悔です。
かぼちゃのグラタン、そばサラダ、ひじき煮(ごぼう、厚揚げ、人参等)、
ゴパン(玄米のおかゆと強力粉を混ぜて作ったパン)と
チーズとジャガイモのパテにジャム。
玄米と五穀米のご飯。
厚揚げと切り昆布のサラダ
ごぼう入りおからコンニャクのハンバーグ
里芋の唐揚げ
などなど20種類位のお料理です。
デザートには、栗のロールケーキが出ました。
ここに伺うと、ゆっくりでき心も体も癒されます。
近くの農家の方が栗や柿を置いてくださっていたので、
栗、柿を買って帰りました。
夜なべ仕事に栗剥きです。
高麗の秋
ここ数日、ギャラリーに通っています。
今までは車で出かけていましたが、
初夏に体調を崩した時に、手放しました。
あれば乗ってしまうので、体調が戻ればまたその時に。
電車とバスでの移動も楽しいものです。
よそのお宅の樹に赤い小さな実がいっぱい生っていました。
直径2〜3cm位の大きさです。
同行の友人が " 姫りんご " だと教えてくれました。
ここで姫りんご談義。 これも歩いているからこそ。
何度も車で通っているのに、気づきませんでした。
そしてまた、道筋に 造り酒屋さんがあります。
昨日は、驚くばかりの暑さ、33°Cでした。
吸い込まれるように中に入り、
風通しのいい酒蔵の土間でアイスクリームをいただきました。
さっぱりしたお酒の香りのするシャーベットでした。
ノン・アルコールで、美味しさいっぱいです。
この土間で、時々コンサートが開かれます。
音が響きが良さそうな感じがします。
ウリの粕漬けと酒粕をお土産にしました。
ギャラリーへはここから歩いて5、6分の所ですが、
いろんなものを見つけては、立ち止まり秋を楽しみました。
田の畔にはお茶が植えられています。
この時期に花を咲かせるのですね。
ツバキ科なので、葉も花も椿によく似ています。
よく見ると丸いしっかりした実も付いていました。