風呂敷のエコバッグ
環境汚染の対策として、レジ袋の使用を縮小し、エコバッグの奨励がされています。
私も出掛ける時には、ポリエステル製のサイズの異なるものを2つ程バッグに入れています。
近頃はあまり見られなくなっているものに風呂敷があります。
かつては主流で、何処の家にもたくさんありました。
そして毎日のお使いには、麻の紐や竹で編んだカゴだったようです。
いつの間にかレジ袋に代わっていました。
子供の頃、実家の両隣の家のお兄さんが、阪神間で有名な進学校に通っておられました。
異なる学校で、一人は黒い風呂敷、もう一人は白い風呂敷に教科書や文房具を入れて
キュッと四角く包み小脇に抱えて通学されていました。
風呂敷をカバンにしている学校は他にありませんでした。 とても凛々しく見えたものです。
官僚たちも風呂敷で官庁街を歩いていました。今も一部そのようです。
風呂敷は不定形の物を包んだり、数多くの物を包む時に便利です。
しかも包んだり解いたりするのが楽で、紐の始末なしで無駄がありません。
と言うことで納戸の中には風呂敷包がいくつもあります。ホコリ避けにもなります。
風呂敷のサイズは、好みの物がないので不要な布や時代遅れの布をほぼ四角くしたり、
継ぎ合せたりしてミシンで縫っています。
両端の布は東南アジアのサロン。藍染めの少し厚手の風呂敷、縮緬のもの、あまり裂の
縁を縫ったもの。兎も角、四角くして端を縫っておくだけで、テーブルセンターや
その他に使えます。サロンは正方形を2つ並べた大きさが多いので、切るのは勿体無いので、半分に折って使います。 端切れが一人前になる感じです。
風呂敷を使ってお買い物袋を作りました。
と言っても、針は使いません。必要な時に結ぶだけで、あっと言う間に袋に。
スーパーマーケットでは。
風呂敷の端を結び、カゴにセット。会計した商品を入れてもらいます。
スーパーのカゴからスパッと外し、腕を通して持ち帰りです。
品物を入れ終わったら、結び方を BーD, AーC に結び変えるとしっかりとした包みになります。
買ったものをどんどん入れていく時
薄手のスカーフを使いました。薄手木綿なのでバッグの中に入れてもかさ張りません。
1. 図のように面を内側にし、三角形に折り、角を結びます。
2. 両はしを畳んで、ひっくり返します。
持ち手になるところを真結びします。出来上がり。
簡単で必要な時に直ぐ作れます。
いざという時に重宝する、リュック。
1. 大きいサイズの風呂敷を選びます。
向かい合う角の先を絡めます。(結びません)
2. 図のようにBーA 、CーD を真結びします。
3. 真結びした辺りを両手で持ってキュッと左右に引っ張るとリュックのできあがり。
この度も黒猫ちゃんにモデルになってもらいました。
足が短いので、本や箱を積んでその上にのってもらいました。
木綿の布で風呂敷を作ってください。
縛ったり、結んだりしても解けにくいです。
ポリエステル等、化学繊維はいつの間にかスルーとほどけてきます。
それに、洗濯にも強くて清潔です。
いろいろと楽しめます。