春野菜、筍と蕗
毎日曜日、地元の駅前に周辺農家の方が、自分の畑で採れた野菜を売っています。
時々、そこで新鮮野菜を買うのですが、
スーパーや八百屋さんでは売っていない物もあり楽しんでいます。
今年は季節の移り変わりが早いので、もう筍が出ているのではと思い、
近隣の農協に電話を入れたりしていました。
4月に入ったら出てくるのではという返事で・・・。
これを、逃してはとアンテナを張っていました。
駅前の出店を覗くとありました。
しかも、残り少なくなっていましたが、こればかりは重いので大人買いはできません。
2つ程、買って帰りました。
筍、フキ、菜花
今年、初めての筍です。
以前住んでいた所は、大きな柔らかなものが簡単に手に入りました。
ご近所の裏庭で採れたものをよく頂きました。
フキ、菜花の柔らかい緑が香りと食欲をそそります。
早速、大鍋に米ぬかを入れ、ゆっくり茹でました。
そのまま、自然に冷ましている間にフキに取りかかります。
フキの葉と茎を分け、茎は板ずりにして茹でます。
筋を取り除いて、出し汁に薄い味をつけて浸して保存。
葉っぱは、4、5枚残してしらす、油揚げ、しいたけをみじん切りにしたものを
薄味の佃煮風に。麺つゆで味付けすれば簡単です。
毎年、この時期にフキご飯を作ります。
土鍋に洗い米を入れ、塩と酒のみの味付けで、米の上に生のフキの葉をかぶせて土鍋のフタをし、炊きます。(20分ほどで炊き上がります)
蒸した後、ふきの葉を除き、茹でたフキを1.5cmに切ったものをざっくりと混ぜ出来上がりです。
フキの香りが楽しめます。
黒い粒々は、ふきの葉の残り。
おこげもしっかりあります。
ふきの葉の佃煮を添えて。
残ったふきの葉の上に、フキのおにぎり。
おにぎりの中身はフキの佃煮。キュウリのぬか漬けと生姜の酢漬け(自家製)
明日は筍を味わいたく思います。
大好きな春の野菜、生きかえった感じですっきりです。