今年のお雛様
ひな祭り。やはり心浮き立ちます。
一昨日の北風と雨から一変、晴天になりました。
友人が大宮の先、伊奈の田舎まで作品展に来てくださいました。
ギャラリーのお庭が好きで機会があれば訪ねてくださいます。
ジャスミンのアーチのあるギャラリーです。
今年は気候が暖かくて椿もほぼ終わりに近づき、みつまた、みずき、レンギョウ、梅などの花も寂しい状態でした。
福寿草は下草の中から黄色の愛らしい姿が見られました。
庭の置かれた石製の椅子の足下に咲いた福寿草
2年ほど前にもお雛様の時に友人たちとここを訪れて、ワイワイ、ガヤガヤとおしゃべりをしました。
新型コロナウイルスという病気が世界中を襲ってくるなんて夢にも思っていなかった頃です。
ギャラリーの裏には日本家屋の母屋があります。
昔ながらの商家の佇まいをそのまま残されています。
今は、そこを諸々のお稽古事や催し物の会場に貸し出しておられます。
お雛様の頃には集められた数々のおひな様を飾って楽しませてくださいます。
今年は、やはり控えられているような感じがしました。
日本家屋の薄暗い玄関間に据えられた内裏雛。
明るい昼の光から灯の灯っていない薄暗い内に入った時、
背後の金地の屏風が光背のように見えました。
一度、画面を明るくしてここに載せたのですが、
やはり雰囲気が伝わらないような感じがし、撮れたままにしました。
夕刻、さらに夜の帳が下がる頃には陰翳の世界が作られ、
日本の美を表現しようとオーナーは意図なさったのでは、と思いました。
別の部屋には、もう一対の内裏雛が飾られていました。
ここは明るい座敷の間です。
お衣裳の感じから古いもののように思います。
男雛の手は木製です。
例年、南向きの明るい座敷2間には、数々のお雛様や道具類、吊るし雛が飾られて、
このうえない華やかさとなります。
今回は、床の間には桜の枝が飾られていました。
河津桜と他の種類の接木によるものだそうです。
ギャラリーの外側にある濡れ縁には、餅花が飾られてあります。
ガラス窓に外の景色が写って、面白い感じになりました。
暖炉のパチパチと火花を散らしている中で、ランチ を頂きました。
友人との間には、プラスチックの仕切りが・・・・。
その桜を頂いてきました。
早速、母が40年程前に作ったお人形と共に。
苺でデザート作り
友人より苺がたくさん送られてきました。
艶々して、一口で食べられない大きさです。
この苺の採れたいちご園は令和元年に千葉を襲った台風で苺ハウスが全滅し、
今年やっと苺の出荷にこぎつけたそうです。
でもこの時節、観光苺農園として不振だそうです。
魚粉や堆肥などで良質な土づくりをしてできた苺なのです。
今、どの生産者もお客さんがいなくって困っているようです。
友人がその苺園を応援し、あちこちに苺を送っておられます。
そして私にも届けてくださいました。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、
たくさん頂いたのでデザートにしました。
簡単で、材料はあり合わせのものを使いました。
ーーー ー バームクーヘンの苺ショートケーキ ーーー ー
バームクーヘン(小) 1個
(ホットケーキやカステラでもお好みで)
苺 お手元の果物で
カスタードクリーム
(アイスクリーム や 生クリームなど)
生クリームがなかったので、カスタードクリームを作りました。
カスタードクリームの材料・作り方
卵黄 3個
牛乳 2cup (400ml)
砂糖 70g
薄力粉 30g
1. 卵黄、砂糖をボウルに入れ、白っぽくなるまで泡立て器で混ぜる。
2. 薄力粉を加えて、軽く混ぜる。
(薄力粉は混ぜすぎると粘りが出てしまうので、サッと混ぜる)
鍋に移す。
3.別鍋で牛乳を沸騰直前まで温める。
②のボウルに温めた牛乳を少しづつ入れ、中火にかける。
4. 木べらで絶えず混ぜながらトロミをつけ、なめらかなクリームにする。
(さらり → とろり → もったりと変化していく)
5. バットに入れ、ラップをしてひと回り大きな氷を入れたバットに重ね、
粗熱が取れるまで置く。その後、冷蔵庫で冷やす。
カスタードクリームができたら、バームクーヘンを横半分に切ります。
カスタードクリームをたっぷりとのせ、苺をお好みでのせます。
ここでアイスクリーム を乗せるのもありです。
どんどん、お好きなフルーツものせてください。
もう一つのバームクーヘンをのせ、色々とトッピングをして出来上がりです。
生クリームを使ってもお味が変わっていいですね。
トッピングはアイスクリーム にレーズンをのせました。
残ったカスタードクリームは、ロールパンに挟むとクリームパンです。
ーーー ー いちごパフェ ーーー ー
いちごパフェは華やかで、お手持ちの食材を入れるだけです。
作っていて楽しいです。
今回は、器の底の部分にバームクーヘンを一片を入れ、いちごをどんどん差し込み、
間にアイスクリーム 、みかん、チョコレートに小さなたまごケーキをのせて
完成です。
苺のお陰で楽しくて、美味しい一時になりました。
相模出雲大社に初詣
友人が珍しい形の立春のお札を持っていました。
相模の出雲大社の分詞のです。
今年は初詣にも出かけていなく、気掛かりだったので大安吉日ということでもあり、
昨日お参りしてきました。
出雲大社と言えば、日本中の神様が集う神社です。
島根の出雲大社にお参りした時には、あの大きなしめ縄と神様方のお社がずらっと並んだ様式が印象に残っています。
相模の出雲大社もあの大きなしめ縄が付けられているのか気になりました。
ありました!!
もちろん、分詞ですので少し小振りですが、立派なしめ縄でした。
立春も過ぎ、社殿横の梅が見事に咲いていました。
社殿の前には、年代を感じさせる木彫りの牛が置かれていました。
この大しめ縄のある拝殿は大國主様がおられます。
この神社の参拝方法は独特で「二礼四拍一礼」です。
境内には千年の杜があり、日本古来の樹木が数十種類植えられているようです。
森の中には湧水があり、名水百選にも選ばれそのまま飲む事ができるそうです。
ボトルを持った人がお水取りをなさっておられました。
湧水が小川となって森をうるおしています。メダカやドジョウ、蛍が見られるそうです。
私もお水取りをしました。
2Lは結構重かったです。
湧水の小川の入り口
小川に沿って森の中へ
湧水を頂ける所と龍蛇神の社
梅や椿の花が満開で春を満喫した一日でした。
神社の近所の梅? 桜? とみかん。
河津桜? 満開です。
友人が立春に貼ったお札がありました。
なんでも立春の日に壁に貼り、15日?後の雨水の日に下ろすそうです。
と、解説してありました。昨日は16日、雨水は18日。
大慌てで、玄関の壁に貼りました。セーフです。
暦を見ましたら、雨水の日からお雛様を飾るそうです。
本当に雛飾りの日は期間が短いのですね。
可愛いおみくじがありました。
千代紙で三角錐に折って、ヒモがついています。
中に鈴が入っているらしくチリン、チリンとなります。
3つも買ってしまいました。開けずに棚に並べています。
ジャスミン(茉莉花)
よく晴れ、一気に草木が芽吹いてくるようなポカポカ陽気のなか、
近くのショッピングセンターに歩いて出かけました。
買い物ではなく、歩くことを目的にしているので近くの公園にも寄りました。
大寒の日には氷が張っていた池ですが、今日は鯉が水面まで上がってきていました。
ショッピングセンターの花屋さんには、水仙やチュー リップは蕾を出しています。
その中にジャスミンの小さな苗が売られていました。
ツルの先は赤っぽくなり、もうすぐ白い花が咲くのではないかしらと楽しみです。
時々お世話になるギャラリーの裏門がジャスミンでアーチ状に作られています。
7月頃になると白い小さな花が咲き、芳醇な香りを辺りに漂わせています。
いつもこのアーチをくぐる時、家にも欲しいと思っていました。
そして思いがけず花屋さんで見かけ、即購入しました。
楽しみです。
季節的に早いので、これは温室で育てられた物でしょう。
しばらくは、部屋の中で育てみます。
ギャラリーの裏口
2月2日、今日は節分
節分です。明日は立春でいよいよ春。
何となく浮き立つ気分がします。
節分に豆を撒かなくなって久しいです。
毎日のようにコロナウイルスの話がTVから流れています。
去年はアマビエさんが活躍していました。
今年こそは、鬼を払わねばと思い、朝から節分の用意をしました。
庭から柊を取って来、小豆をカゴに盛り節分の行事のまねごとをしました。
平安時代、鞍馬山の鬼に豆を投げて退治したという伝説からだそうです。
厄除けとして知られる柊といわしの頭ではなく、柊と小豆で節分のあしらいをしました。
赤い色が災い除けの力を持つとされる小豆を使いました。
豆まきの豆に小豆が使われた時代や地方もあるようです。
京都で節分といえば、吉田神社が知られています。
節分前日の夜には、怒りの赤鬼、悲しみの青鬼、苦悩の黄鬼という災いを象徴する
3匹の鬼を追い払う儀式が行われます。
京都では節分を迎えるため、あちこちの神社仏閣でいろんな行事が行われ、
灯がともり、お飾りがされます。とても賑やかでお茶やお菓子、福豆、甘酒などが
振る舞われます。
3匹の鬼(毒)を追い払い、新しい年(立春)を迎える行事です。
今年は、どんな節分になっているのでしょうか。
友人は、立春のお札を用意し、2月3日23時59分に貼るそうです。
穏やかな年になったら、出かけたいものです。
ジャガイモの簡単な料理 2品
ジャガイモを使ってチーズガレットを作り楽しんだのですが、
まだまだ芽が出かかっているジャガイモが冷蔵庫にあります。
簡単なジャガイモの料理、おやつにもなりそうな2品を作りました。
コロコロジャガイモのテリヤキ
と
じゃがいものガーリックステーキ
ーーー ーー コロコロジャガイモのテリヤキ ーーー ーー
じゃがいも 3〜4個
片栗粉 適量
白ごま 適宜
調味料
しょうゆ・砂糖 各大さじ2
マヨネーズ 大さじ1
コショウ 適量
*じゃが芋の大きさによって、調味料の量を調整してください。
1. じゃが芋は1〜1.5cm角に切り、片栗粉をまぶす。
*水にさらさないで。
*ビニール袋にじゃが芋と片栗粉を入れて、ふるとまんべんなく粉がつきます。
*タレを合わせておく。
2. フライパンに多めの油を入れ熱し、じゃが芋を入れ、そして軽く塩をふり、こんがり
焼く。(中〜強火で5分以上)
* 焼く時、最初のうちは芋がくっつかないようにフライパンを揺すり、
後半はじっくり焼くようにします。
3. 合わせておいた調味料のタレを入れ絡める。
タレを入れる時、跳ねたり焦げたりするので、一度火を止めるように。
あれば、白ごまを振ってください。
出来上がりです。
後日、ポン酢に少量の砂糖を入れたタレを絡めたのも作りました。
これも、手間がかからずさっぱりとし、いくらでも食べれます。
ーーー ーー じゃがいものガーリックステーキ ーーー ーー
ガーリックバターとしょうゆの香りで存在感のある一品。
切って焼くだけの手軽さもまた魅力の一つ。
バターとしょうゆの組み合わせにいつも助けられています。
じゃがいも 2〜3個
ニンニクのスライス 1かけ分
ない時はチューブでも
パセリのみじん切り 適宜
サラダ油 大さじ1
バター 10g
しょうゆ 小さじ1
1. じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま半分に切る。
切り口は、格子状に切り込みを入れる。
切り口と反対側は、安定させる為に少し切り落とす。
じゃがいもの芽が出たところをとったので、形がボコボコしています。
2. フライパンにサラダ油を中火で熱する。そして、ニンニクを入れ、こんがりしたら
取り出す。その後、じゃがいもの格子状にした切り口を下にして置く。
ニンニクを取り出してからじゃがいもを入れます。
じゃがいもの芽を取ったので、痛々しい姿に。
フタをして、とろ火で竹串が通るまで15分程焼く。
次に中火にして焼き色が付くまで2分程焼き、裏返して1分ほどやく。
*竹串が通るまでじっくりと焼く時間がない時は、
レンジで加熱する。(時短になります)
3. バターを入れ、全体にからめる。
しょうゆを回し入れ、火を止める。
パセリを散らして出来上がりです。
どちらも止まらないくらい美味しいです。
お肉料理の付け合わせにもいいと思います。
ペットボトルの湯たんぽ
「この時期にどうして?」と言われても仕方ないのですが、
松の内が明けてから今月末まで誘われて作品展に参加しています。
作品は全てある和紙作家さんの漉かれる紙を使って、創ったものです。
会場はバーギャラリーです。
通常は夕方から始まるのですが、今はお昼からオープンで夜8時まで。
喫茶店のような雰囲気のお店です。
お客様には一応お知らせだけはしますが、無理をしないで又の機会にと言葉を
添えています。
正直、ちょっと張り合いがありませんが致しかたありません。
一昨日は久しぶりにお天気が回復し暖かくなったので、会場のバーまで出かけました。
絵を観てくださっているお客さんはいなく、テーブル席の片隅でパソコンで仕事をしている女性がひとりだけおられました。
カウンター席に座り昼間なので、りんごジュースと牛スジカレーで久しぶりのバーの雰囲気を味わいました ⁈
お店の入り口と奥の裏口が空き、風を通し、上からはエアコンの暖かい空気が流れています。
オーナーが不意にペットボトルを渡してくれました。
「寒いので足元でも膝の上にでも置いて温めて」というものでした。
2Lのペットボトルには熱めお湯が入っていました。
ペットボトルの1/3に水を入れ、その後、お湯を入れると上手く湯たんぽ代わりになるのだそうです。お陰様でお店にいる間中、寒くなく過ごせました。
湯たんぽを頂き、心から温まりました。
良いアイディア、活用します!!