早稲田のちょっと面白い建物
早稲田の大隈講堂の側に変わった建物があります。
建物の外壁にカラフルにタイルを貼ったり、コテでデコラティブに文様が描かれたりしています。
一際、目を引きます。
ドラードギャラリー。
このビルの中にギャラリーがあり、友人が個展をなさっています。
コロナのまん延防止政策が週初めから始まるようでなのでその前にと、出かけました。
各部屋の窓ガラスにも模様が描かれているようです。
上の細長い入り口に近づくとこの様なお茶目なモザイク模様がお出迎えです。
通路は湾曲し、壁や天井はちょっとおどろおどろしい感じがします。
そして、鍛鉄の門扉が設えられてあり、その先にぼんやりとした明るさが見えます。
廊下の壁にこんなポストがありました。この上は住宅になっているようです。
通路の行き止まりにはこんなスペースがありました。
写真の右側は、鏡になっているので、広く見えます。
ステンドグラスに囲まれ、天井から手のオブジェがぶら下がっているのですが、
これは椅子なのでしょうか。手の下に細いパイプがあります。
このスペースの壁面に描かれた模様と天井部分にもステンドグラスとガラスの球体。
よく見ると、ガラス製のりんごと葉っぱです。
1階には理髪店もありました。
「早稲田男髪サロン」の看板が。
建物の全体像です。
摩訶不思議な建物、賃貸マンションで建築家の梵 寿綱(ぼん じゅこう)さんが造られたものだそうです。
タイルが染物の図案を思わせたり、前衛的な造形を描いたり、トルソーに彩色したものを
壁に取り付けたりで多彩です。
「日本のガウディ」と言う人がいますが、スペインのガウディの建物とは実際に見て違うと思いました。
ギャラリーの帰り道、地下鉄早稲田駅のそばに「穴八幡宮」にあるというので立ち寄りました。
なんでも、平安時代八幡太郎義家(源義家)が祀った八幡宮だそうです。
境内には大きな布袋様がおられ、撫でながら願い事をするらしく、
布袋様はつるつるになっていました。
そんな情報も知らなかったので、写真を取りませんでした。
「一陽来復」というお守りを冬至の日に授けて頂くと良い事があるそうです。
この神社の建物が黒いので、武家の建物らしいと思ったのですが、詳しい事は知りません。
社務所も閉まっており、何だかわからないうちに帰って来ました。
神社を出ると目の前に鯛焼き屋さんがありました。
神社との由来があるのかしらと買いましたが、特に由来は無いようです。
美味しくいただきました。