白玉からみ餅
本を片ずけようと思い立ち、本棚や机辺りから取りかかりました。
いつものパターンで懐かしいものが出てくると、ついパラパラと見てしまいます。
本は、一度手離すと再び手にするのは難しいので、思いきれずに手元に置いてしまいます。
そうした中に「マンガ版お料理の入門」というのが出てきました。
土井善晴さんと漫画家の共著で、ちょっとしたコツをマンガで書かれているものです。
なるほど、なるほどと感心して読み進んでいる中に、「白玉だんご」の作り方がありました。
白玉だんごとあんこを合わせれば、「白玉からみ餅」。
おぜんざいの中に白玉だんごを入れても美味しいなどと頭の中は、甘いものでいっぱいです。
材料も揃っているので、先ずは小豆を甘く煮ました。
次に白玉だんごを作るのですが、今まで上手く作れたことがありません。
粉がいつまでたっても纏まらず、どんどんお水を足していくので、
最後にどうしていいのか分からなくなった苦い思い出があります。
土井善晴さんの説明を参考に白玉だんごを作ってみました。
ーーーーー 白玉だんご ーーーーー
白玉粉 1袋(280g)
水 280ml (白玉粉と同量)
1. 白玉粉をボウルに入れ、半分量の水少しづつ加えてよく混ぜ合わせる。
* 大き目のボウルを用意すると作業がしやすいです。
* 粉が水を吸い込みいつまでもサラサラ状態。
最初は半分量の水を粉の真ん中に少しずつ入れる。
そして、混ぜる。
少しづつ粉にミニ塊が出来てくる。
水を 更に1/3 量を少しづつ加えて混ぜる。
水を加えながら混ぜていくとまとまりが出てくる。
水は使い切らないで、少し残しておく。(調整する時に使うので)
(ここまで15~20分かかりました)
2.一塊になったら、ひたすらこねる。
手の平で体重をかけて、押しつぶし、平らになったら折りたたんで、丸めてつぶす
を繰り返す。
ひたすら繰り返して耳たぶの柔らかさにする。
3. 柔らかくなった白玉粉を一つかみ取り、それを棒状にし、更にひとつ分千切り、
手の平の上で転がして丸める。
こねた生地を棒状にして、一口大の大きさにする場面とそれを茹でている場面。
4. 鍋にお湯を沸かし、中火にしてから白玉団子を入れていく。
白玉が浮き上がっても、更に2〜3分位湯で続ける。
5. 茹であがった白玉を網じゃくしですくい、水を入れたボウルでよく冷やす。
6. 水気をよく切って、お皿に盛りあんこを添えていただきます。
白玉からみ餅のできあがりです。
あんこは市販のものも、便利です。
余った白玉だんごは、冷凍庫で3ヶ月位保存ができるそうです。
たくさん出来たので、冷凍保存しました。
1. バットなどにラップを敷き、白玉同士がくっつかないように離して並べる。
2. その上からラップをかけ、冷凍庫へ入れる。
3. 白玉が凍ったら、まとめて袋に移し、冷凍保存する。
4. 白玉を使うときは、事前に冷蔵庫に移して自然解凍するのがベストです。
急いで使う時には、沸騰した湯に凍ったままサッと湯通しすれば、
柔らかい状態に戻ります。
これから暑い季節に向かいます。
喉ごしの良い白玉団子を使って、フルーツポンチや冷やしぜんざいなどに。
楽しみです。