ミルクジャムを作りました
ここ何年間は、手作りジャムを朝の食事のお供にしていました。
お気に入りは、庭で採れたブラックベリー。あのプチプチとしたタネを噛みくだいて
食べる甘酸っぱいジャム。転居の時に置いてきました、ベリーの木を。
何時もは何かしらあるのですが、全部食べつくし、今は買った物を利用しています。
手作りのジャムが恋しくて、今朝、ミルクジャムを作りました。
ミルクジャムの作り方はとても簡単で牛乳と砂糖があればできます。
更に美味しくて、こくのある物に仕上げたい時には、生クリームを入れます。
この度は、生クリームが手元に無かったので、牛乳と砂糖だけです。
ミルクジャム
牛乳 400cc
砂糖 200g
1. 鍋に材料を入れ中火にかけ、かき混ぜながら20〜25分位煮詰める。
(吹きこぼれに注意すること)
2.トロ〜と、とろみが付いて、ほのかに薄いキャラメル色になったら
火からおろし、熱いうちに殺菌したビンに移す。
3.粗熱が取れたら、冷蔵庫へ入れる。
(冷蔵庫で3ヶ月保存できます)
以前作った時は、うっかり鍋の前を離れ、吹きこぼれと焦げ付きを作ってしまいました。牛乳は直ぐ吹きこぼれをおこします。
(見た目も、お味もダウンします)
煮ている間は、ヘラでかき混ぜてトローンとなるまで見守ってあげてください。
生クリームの代わりにコーヒークリームを入れても大丈夫です。
丸ビルからの眺め
相変わらず体調が良くなく、友人に紹介された整体に通っています。
いろんな方が心配くださり運動系のジムや教室を推薦してくださいます。
でも、運動系は苦手で・・・。
「体の歪みを直しますが、筋力を付け無ければ自分の体を改善することはできない。
せめて1日、10分は歩くように」と、言われました。
家の中で十分動いているつもりですが、これは運動量と言えるものでないのでしょう。
体のどこにも負荷がかからないので。
治療の帰り所用もあって丸ビルに行きました。
ここに来ると時々、7階のテラスに出て東京駅を正面から眺めます。
改修後の煉瓦造りの建物が、日によって時間によって姿を変えて見せてくれます。
この日は、4階の本屋さんを覗くつもりが、本屋さんにシャッターが降り、
「???・・?」
何時もは、本屋さんに気を取られ、更にその奥に目を向けることがなかったのですが、
なんと!東京駅が目線の先にドーンと表れて、びっくりです。
広いフロアにおしゃれなイスがちょこんと。
誰にも教えたくない場所、ナンバー1です。
この丸の内界隈には、教えたくない場所がいろいろと。
この日は雨の降る直前で、ほんの目の前なのにどんよりしています。
気分転換ができました。
蓑虫の観察
こんなに梅雨らしい梅雨は近年なかったのではと思うくらい休みなく降り続いています。疲れもまだとれていないので片付けを一時お休みをして「引越しのお知らせ葉書」を書こうとテーブルに向かっていました。
どんなデザインや文面にしようかと考えていた時、ふと、窓の外に蓑虫を見つけました。
軒先から蓑虫がブラリとぶら下がっていました。
次に目にした時にはぶら下がっている糸の長さがグーンと長くなっていました。
それが、雨と風にあおられて、左右に大きく揺れ、そしてそれがグルグル回っています。
蓑虫の表情は、糸の動きが早くてよく分からないのですが、蓑から首を出し口から糸を出していました。
しばらくすると窓の外には蓑虫の姿はなく、窓を開けて見ましたが、やはりいません。
さっきまで軒先から1m50cm位まで糸を伸ばしグルグル自転しながら、ユラユラと
風に流されていたのがいないのです。
風で飛ばされたのではと、辺りを見たのですが居ません。
ふと、軒先をよく見ると先程ぶら下がっていた所より50cmも離れた場所で、
糸をしっかり引っ込めて蓑を軒先に直接くっ付いて、ジーッとしていました。
蓑虫の動きは想像以上に早く、糸を伸ばしたり、縮めたり。
場所を変える時には糸をしまって、カタツムリのように移動するのでしょう。
蓑虫をこれほど観察したのは初めてです。小学生レベルですが。
子供の頃ですが、近所のカイズカの生垣にたくさんの蓑虫がぶら下がっていました。
近所のおばさんがこれをたくさん集めて、つなぎ合わせてバッグを作ると言っていました。蓑虫のバッグだそうです。
この蓑虫も今では絶滅危惧種だそうです。ほんとうかしら?
生姜糖 と 生姜シロップ
季節は思っているより早く過ぎているように感じます。
それに地球全体が温暖化に加速しているのも影響しているのでしょうか。
秋の味覚のサンマが解禁?になったそうで。びっくりです。
だいぶ前に新生姜がスーパーの棚に並んでいたのは記憶しているのですが、
その時は忙しくて毎年作っている新生姜を使っての保存食まで手が回りませんでした。
2、3日前にデパートでほんの少しだけ売られていたのを買ってきました。
今年最後の物かもしれません。生姜も産地は色々ありますが、高知産が比較的早く出回り、その後、和歌山産と続きます。
私の感覚では、高知産のものは中が滑らかで、包丁で薄くスライスした断面も綺麗です。和歌山産のは筋ばっているように感じます。
毎年作るのは、生姜糖と生姜シロップです。
とても簡単です。
1. 生姜をたわしで洗い、土を落とし、十分落としきれないところは
包丁でこそげ落とします。
皮付きのまま、薄くスライスします。
そして、生姜と同量の白砂糖を混ぜます。
2. しばらくそのままにしておきます。30〜60分位。
生姜からたくさんの水分が出てきます。
3. ボウルの生姜、水分、ボウルの底に残った砂糖を鍋に移します。
そして弱火でクツクツと煮ます。
生姜のスライスが透明になり、砂糖もすっかり溶けたら火を止めます。
4. 粗熱が取れたら、鍋の中の汁と生姜を分けます。
生姜からしっかり汁を取ります。そして、ざるにキッチンペーパーを敷き、
写真のようになるべく、バラバラに並べます。
汁は煮沸したビンに入れます。これが → 生姜シロップです。
5. 生姜のスライスしたものは、半乾きになるまで天日で干します。
そして、グラニュー糖を上から適量ふりかけ、転がしてグラニュー糖を
まぶします。再び、少しだけ天日干しをします。
この時はまだ柔らかいのですが、家の中に取り込んでしばらくすると
お煎餅のようにパリッとします。生姜糖のできあがり。
これは、お天気によって、乾燥する時間が変わってきます。
保存方法はビンや缶に入れると、カビたりしますので、
通気性の良いカゴや紙箱(フタをしないでペーパーやガーゼでカバーする)に
入れてください。
生姜のピリッとしたお茶請けに。
生姜シロップは冷たい水や炭酸で割って優しい口当たり飲み物に。
風邪気味の時には、お湯わりで体をホカホカにして風邪予防。
色々と工夫して楽しめます。
生姜を干している時、ベランダに鳥が運んで来た桑がヒョロッと1m位伸び、
実が赤から黒になっているのを見つけました。
実が成るものは良いですね。
転居しました
本当に久しぶりにブログのページを開きました。
年号も令和に変わり、そして丁度ひと月たちました。
実は連休のすぐ後に転居しました。
そんなに大変なことではないように思っていたのですが、20年以上以前の家に
住んでいたのですが、いつの間にかジリジリと荷物が増えていました。
膨大な諸々の物たち。
念仏のように「 断捨離、断捨離・・・」と自分に言い聞かせるのですが、
指定されたゴミの収集日などに合わせていると捨て残しなどが出てきて・・・。
引越し業者さんも見積りを誤り、車を1台追加になりました。計3台。
無事に引越しを終えた後は、作品展が迫っており、今度は作品づくりです。
荷物の整理もできなくて、荷物の間で描くことに。
何とか仕上げましたが、やはり納得のいかないところが有りです。
そして昨年、植木鉢を持ち上げて痛めたギックリ腰の再発です。
体をいたわらなければならない歳になっているのですね。再認識です。
新居の周りは緑に囲まれている丘陵地帯ですので、落ち着いたら散策し
何か発見できたらと楽しみにしています。
ブログも続けたく思います。よろしくお願いいたします。
ノートル・ダム大聖堂
ご無沙汰しております。
いつの間にか、日差しも延び、暖かくなっています。
ご近所から取れたての筍を頂いたりで、季節がズーと進んでいるのにびっくりしました。まるで、冬眠から覚めたような感じです。
正直、家の中だけでゴトゴトしていました。
この度のニュースは本当に衝撃を受けました。
パリのノートル・ダム大聖堂の火災です。
こちらの聖堂に訪れた方は、大勢おられると思います。
誰もが、まさか!、ウソ!、如何しよう⁉︎ と、思われたのではないでしょうか。
それぞれの方が、それぞれに聖堂を訪問された時のことを回想なさったことでしょう。
私も思い出しながら、報道の映像を見ていました。
あの尖塔が崩れるのは、衝撃的な場面でした。何度か出掛けているのですが、
塔の上には上がっていなくて・・・。
不朽の建物、石造りの建物だと疑いも無く思っていました。
薔薇窓からの光の中で、ミサに参加したことを思い出しました。
この先、出かける機会があったら・・・。
きっと、なんとも言えない気持ちになるでしょう。
春のおしらせ
昨日の朝、
「ホ、ホ、キェキョ、ケキョ、ホ、ホ、キェキョ・・・」
の声で目が覚めました。
この声を聞くのは、もう少し先だと思っていたので、
不意をつかれたような、ちょっと信じられないような気持ちでした。
しばらく、うっとりと聴かせてもらいました。
初鳴きでしょうか。
まだまだ、練習中でしょうが、この上ない幸せを頂きました。
カーテンを少し開けて、姿を探しましたが、残念ながら・・・。
窓の外では満開を少し過ぎた枝垂れ梅が見事に咲いています。
あの声を聞きながらの梅見はまた格別です。
外に出て、満開の梅の下を散歩。
ふと、辺りの木々に目をやるとなんと桜の蕾がふくらみかけていました。
暖かくて晴天になれば、パッと開きそうです。
今咲いてしまうと勿体なような気がして、もう少し待って欲しいものです。