ねぎ餅
昨日のまとわり付く雨(春雨?)から一変して暖かな一日となりました。
庭の隅っこに置かれた鉢からいつの間にかムスカリがいっぱい花を咲かせていました。
フリマで買った春欄も薄みどり色の花をつけています。
ミモザも近くの公園で咲き、雪柳、馬酔木など気付かないうちにどんどん春がいっぱいです。
桜も蕾がかなり膨らんで来ています。後10日たてば咲くような感じです。
お昼には、ねぎ餅 と 昨夜の 炊き込みご飯のおにぎりで。
ねぎ餅は、簡単でいつでも作れます。お餅があれば。
材料は、ねぎとお餅だけです。
ただ、ねぎは3種類あればベストですが、1種類でも大丈夫です。
太いネギ、中くらいのネギ、白い茎のない青小ネギとお餅。
フライパンに油を入れ、お餅と太いネギを入れる。
中火弱にし、フタをして蒸し煮にする。
途中、中位のネギを入れ、お餅をひっくり返す。
お餅が柔らかくなったら、麺つゆ(蕎麦つゆ位の濃さにする)を適量入れ、
餅に味をつける。
甘めの好きな方は、ここで少し砂糖を入れる。
*麺つゆの代わりにポン酢を入れても、さっぱりして美味しいです。
火を止める前に細ネギを入れて出来上がり。
炊き込みご飯のおにぎりも。
おにぎりが少し崩れています。(アツアツでなかったため)
3種類のネギがそれぞれに風味が違って楽しめます。
餅とご飯。 完全に炭水化物ばかりになっています。
海苔弁
連日のコロナウイルスのニュース。
間も無く春休みなのに休校の奨励、テレワーク、遊園地の閉園、無観客試合やライブetc.
なるべく外に出ないようにしています。
友人の春の作品展が中止になったお知らせが来ました。
というのは、会場の六本木・新国立美術館が閉館になったのだそうです。
伺うつもりだったのでびっくりしました。一挙に現実味を帯びてきました。
慌てて他の公立の施設を調べてみましたが、さまざまです。
これからは出かける時は、調べてからですね。
というわけで、お出かけの気分になるように
「 のり弁・noriben・海苔弁 」を作ってみました。
東京駅のお弁当屋さんにある「〇〇の海苔弁」が美味しいということを聞いたことが
ありますが、それはそれ。
我が家は、我が家の「のり弁」で。
材料はご飯、かつおぶしに海苔です。
うちで食べるので、お弁当箱ではなく器にしました。
と言うかこの器を使いたかったので。
まず、ご飯を少し器に入れ、ふわっと平らにならします。
かつお節をのせます。
ここで醤油をちょんちょんと垂らしますが、この度は
福岡名産の ”梅の実ひじき” をパラっと。(有ったので)
そして、海苔をちぎってパラパラと散らします。
大きな海苔をご飯に被せると食べにくいので。
再び、ご飯、鰹節、梅の実ひじき又は醤油を少しに海苔の順。
これで出来上がりですが、今回は温玉をのせました。
出来上がりです。
青大豆を茹でたものを、山芋を角に切ったものに
合わせ、出汁つゆの素をかけた小鉢を添えて。
海苔弁を久しぶりに頂きました。
懐かしく、美味しかったです。
でもこれは、海苔丼ですね。
素敵なお弁当箱を見つけたくなりました。
春の陽射しをうけて
山手線で新宿から渋谷を経て目黒に出掛けました。
電車に乗る時は、たいてい文庫本を読んでいます。
渋谷駅周辺の都市計画が始まって数年経ち、
新しい建物も次第にできているようです。
駅周辺一帯は工事をしているところがありすぎて、
用事がないかぎり出向かないようにしていました。
ふと本から目を離し、渋谷駅あたりを見ました。
いつの間にか、
かって東急百貨店があった所(?)に何十階もあるビルが立っていました。
青空の元、その建物が輝いているのです。
ガラスの壁面に鳥が飛び、魚が泳ぎ、光が跳ねています。
プロジェクションマッピングでしょうか。
その画像に近隣のビルが映りこんでキラキラしていました。
一瞬でしたが、春の日差しの中、変わっていく街を実感しました。
春欄と菊芋
時々、近所でフリマが開かれます。
前回、春欄を一株、300円で買いました。
元気に育ち、花芽も少し大きくなりました。
そうなると、もう少し欲しくなり出かけました。
春欄を売っている前回と同じおばさんがおられました。
我が家のより成育が良いように思いました。
欲を出して、3株。
次におばさんのブースをゆっくり見渡すと、菊芋が一袋ありました。
生姜に似た姿の菊芋は、シャキシャキした歯ざわりです。
以前住んでいた近くに農協があり、そこで、醤油漬けしたものが売られていました。
その時は、菊芋が食後の血糖値の上昇を抑えると言うことは知りませんでした。
TVの知識ですが、ビタミンやカリュウムなどのミネラルも豊富で、
腸内の善玉菌を増やす食品だそうです。
即、購入。
そして、菊芋を醤油漬けにしました。
1. 菊芋をきれいに洗う。
基本的には、皮は向きませんが、芽とか傷んでいるところは切り取ります。
2. 厚さ2〜3mmにきる。
3. 密閉容器に菊芋を入れ、麺つゆを浸るくらい入れる。
4. 2、3日置いて出来上がり。
これだと、味が濃いので麺つゆを水で薄め、好みの濃さで。
ただし、水で薄めるので、日持ちはしません。
菊芋の醤油漬け、楽しみです。
< 生でサラダに >
皮をむいて、胡麻ドレッシング等でサラダに。
< スパニッシュ・オムレツ >
ジャガイモの代わりに菊芋を使って。
軽い食感になります。
ミナ ペルホネン展
清洲白河にある現代美術館へ行ってきました。
こちらの美術館にはなかなか伺えずにいましたが、
今回は出かけ先から少し足を延ばしました。
スマホがあれば、ルートを選べるし迷子になることはまず無いので
強い味方です。ところが、スマホを忘れて本当に困りました。
駅員さんに聞きながら何とたどり着きました。
「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展
皆川明さんが ”100年続ける” をコンセプトに活動している様子を
25年経った区切りで発表なさったようです。
業界関係の方、デザイン関係の学生さんなどがたくさん来られていました。
ミナ ペルホネンのお洋服を着た方(とても多いでした)お子さんも。
会場入り口は、今まで制作したテキスタイルのクッションを会場の
天井近くまで展示されていました。何れも細かいプリント柄から
機械刺繍されたもの。色はもちろん、素材も手法もさまざまなクッションで
埋め尽くされている様は壮観でした。
次の部屋はテキスタイルを使っての洋服展示。
過去の物と最近の物とをランダムに展示されてあります。
ここも天井から1着づつぶら下げてあります。
25年前の作品と今の作品と見分けがつきません。
洋服は移り変わりが激しいので、
1、2年前の、特に流行りの物は古い、新しいがわかるものですが、
生地のデザインも新鮮で可愛い、色合いも風化していません。
長く風化しないものを目指しておられるのが良くわかりました。
この洋服たちの前でミナペルホネンの洋服を着た5、6歳くらいの女の子が
ポーズをとっていました。
可愛かったです。
この展覧会は写真を撮っても良い部屋がいくつかあります。
スマホを忘れたことが悔やまれました。
でも、しっかり見ることで頭に入れたつもりですが・・・。
大急ぎで描いています。
カタログが1冊 4000円ちょっとで、6冊もあります。
お高いし、テキスタイルの専門では無いので買いませんでした。
次の部屋は、生地のデザインが決定するまでの過程も展示されていました。
ラフスケッチから始まって、水彩、コラージュ等で表現を重ねて、
形を単純化させたり、色合いを変えたりしていきます。
生地の制作過程は動画で。
愛用者のドキュメンタリーも放映されていました。
パリのレストランのマダムの仕事着として、
目立たず、それでいて爽やかで上質な感じがしました。
皆川明さん
最後の部屋は皆川明さんが「100年つづくブランド」という思いで
始められたお話を映像を通してされていました。
「つづく」に込められた思い。
「つづける」の大切さ。
「つづける」ことで、先の展開がある。
その部屋には、藁半紙でプリントされたものがありました。
雀とのせめぎ合い
この冬は暖かい日が続いて、夕方になるとベランダの塀の上には
なんと一直線に十数羽雀が並んで停まっていました。
しかも、全員(?)がこちらを向いているのです。
可愛いのでスマホでパチリと撮ろうと思い、
音がしないようにカーテンの隙間からスマホを覗かせると
パッと飛んで行ってしまいました。
音はさせなかったし、ガラス戸も開けていないのに。
そうなんです、「二十四の瞳」がジーとこちらを見ているのです。
写真も撮らせてくれないくらい隙が無いのには完敗です。
ところが2日ほど前、テラスの私の野菜畑が荒らされていたのです。
ルッコラ、赤カブは大丈夫でしたが、小松菜の葉が 1/3 程葉っぱの先が食べられて
いました。 こんな事になっているなんて!
ひょっとして雀さんたち?
ともかく、小松菜の保護をしなければと、適当な物がないかしらと探したところ
ザルがありました。
植木鉢の方がザルより大きかったので、こんな感じで菜っ葉をガードしてみました。
これで大丈夫かしら!?
翌朝、ザルの隙間から葉っぱを食べようとして、ザルの支えの小枝が外れ、
スッポリとザルが鉢の中へ。
やはり、駄目でした。
大袈裟だけどこれで様子を見てみます。
雑穀米でおはぎ作り
先日、白米に雑穀米を少し混ぜて炊きました。
以前使っていたのは、一袋に5、6種の雑穀が入っていたものでした。
定番の黒米、ヒエ、アワ、キビ、玄米を少し入れただけで、お赤飯のように
小豆色になり、ちょっと風味も変わるので時々炊いていました。
久しぶりに雑穀米の袋をスーパーで見つけて炊きました。
なんと袋を開けると色んな種類の雑穀がいっぱい!!
とうもろこし、黒豆、緑豆、小豆、黒ゴマ、白ゴマ、もち米、白米、オートミールまで、総勢14種類。
炊き上がったご飯は、もち米が入っていたからでしょうか、モチモチとしています。
ひょっとしてこのこの雑穀米を使って、” おはぎ " を作ってみたらどうかしらと閃きました。 普通、おはぎにはもち米と白米を合わせたものを使います。
雑穀米の量を白米の 1/4 にし、炊飯。
炊き上がったお米をスリコギでお餅をつくようにトントンとつきます。
お米の粒はお餅のように全部潰すのではなく、半分位つぶします。
(半ごろしと言うようです)
一口大にご飯を握り、飯台に置きます。
(木の台に置くのは、水分を取るからだそうです。)
(飯台を持っていないので、おひつのフタで代用です)
濡れた布巾を被せて、乾かないようにします。
小豆を同時に煮ます。小豆、300g。
小豆は水に浸さなくても良いので、洗ったらヒタヒタの水を入れ、中火で煮る。
煮立ってきて、ゆが小豆色染まったら火から下ろし鍋ごと流水をかけながら冷ます。
(急に冷ますと豆がかたくなるので、流水を穏やかに注いで茹でこぼす)
再び、ヒタヒタのお水を入れ、弱火で40分位水を足しながら弱火で煮ます。
指で潰れるくらいになったら、砂糖(300g)を2回に分けて入れ、
水分がなくなるまで煮ます。冷まします。
(冷ますとあんこが硬くなるので加減をします)
いよいよおはぎの仕上げです。
お布巾の上にあんこを取り、その上にご飯をのせて形を整えれば出来上がりです。
何とか出来上がりました。
甘さもひかえめで、満足しました。 自画自賛 (^ ^)
右側は秋に栗を甘く煮て、冷凍していたものをのせました。
調子に乗って、おいなりさん用に甘く煮て冷凍していたお揚げに
先のご飯を詰めて雑穀米のおいなりさん。
お味は、お酢の味がしないのでちょっとハズレでした。
でも、さらに考えついたのが食パンにバターを塗り、あんこを挟めば
「あんバターサンド」になるのではと、期待しています。